課題1
私は、恋愛感情を「心拍数」と「声のトーン」で置き換えるのが適当であると考えました。好きな人を目の前にすると緊張して心臓がバクバクすることはよくあると思います。心拍数なら、明確に数値として変化を見れると考えました。「声のトーン」に関しては、人は自分のことを良く見られたい相手に対しては声のトーンが上がると考えたからです。正直心拍数ほど大きく変化が出るかといわれると、そこまでの変化は見られないと思います。しかし、声のトーンが上がる場面というのはかなり限定されていると思うのです。なにかを発表するときや電話に出るときは、意識的に声のトーンを上げていると思います。しかし、好きな人の前では「上げている」のではなく無意識に「上がっている」状態であると考えます。心拍数の変化と合わせて声のトーンの変化も数値化することで、より信憑性のある指標になると考えます。
課題2
測定方法ですがまず、対象者の平常時の心拍数と声のトーンを測定します。
次に、①対象者の1番身近な友達 ②対象者の昔の友人 ③対象者の好きな人 を用意します。
対象者には①〜③の人と一人ずつ同じ場所、同じ時間おしゃべりを楽しんでもらいます。
この時の心拍数の変化と声のトーンの変化を測定します。
そして、心拍数に関しては①〜③の人と話している間に、平常時と比べてどれだけの時間心拍数が増加したかを比べます。
声のトーンに関しては①〜③の人と話している間に、平常時と比べて1番声のトーンの変化の振り幅を比べます。
なぜ①〜②の人を用意したかというと、比較対象を作るためです。①の人と話しているときの対象者は、緊張することもなく心拍数や声のトーンの変化は少ないと考えます。②の人を昔の友達にした理由は、久しぶりに会う人にも最初は緊張して心拍数や声のトーンが上がることもあると考えたからです。しかし慣れてくれば心拍数や声のトーンも平常時に戻ると考えます。
比較対象があることで、対象者は③に恋愛感情を持っていると判断できると考えます。
問題1: 「心拍数の変化と合わせて声のトーンの変化も数値化することで、より信憑性のある指標になる」という理由が明確になっているとよかったですね。読めばわかるのですが、読み手の解釈に委ねてはいけない。心拍数は明瞭な測定が可能だが、反映される心的状態が多岐に渡り、単独では恋愛感情の定義が難しい。一方、声のトーンはより恋愛感情に特異的な指標であると考えられる。だから、両方の指標を併用すると信憑性が高くなるのですよね?
問題2: 直前の投稿と同様ですが、「判断」ではなく「定義」が求められています。「身近な友達、昔の友達と比較して、心拍数と声のトーンがこれこれこういうようになることをもって、恋愛感情を抱いていると定義する」、というような解答にすべきかと。手続き自体はとても丁寧に組まれています。
6点差し上げます。