24心理学(3)

23年度「心理学(3)」投稿ページ / 31

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F23018 2023/10/02 (月) 20:23:33 30384@6bae6

0章 計量心理学の課題

問題1.
・相手のことを目で追う
友達の場合、直接話しかけて気軽に「何をしているの?」「どこに行くの?」と聞くことができるが、恋愛感情を抱いている相手の場合、緊張から、直接的にそれらを聞くことに躊躇してしまうため、少しでも知ろうと思い見てしまう。行動が気になるということは少なからず相手に関心があるといえる。

・目が合うと逸らす
送っている視線が意識的か無意識的かにかかわらず、恋愛感情を抱いている人と目が合うと動揺してしまうために目線を逸らしてしまう。恋愛感情を抱いているわけではない人と目が合い、気まずさやなんとなくという理由で視線を逸らす場合との違いは、ただ逸らすだけでなく、目が合った瞬間に通常時よりも瞳孔が開いていたり顔が赤くなっていたりと緊張や恥ずかしさから来る変化もみられるということだ。

問題2.
問題1で挙げた二つの例についてそれぞれ考える。
・ある人(Aとする)の目の前を複数の人が通り過ぎる際、Aが人物を目で追ってしまう確率を1週間の間で10回行う実験でそれぞれの人ごとに測定する。条件として複数の人物は、一般的な容姿身なり態度行動であること、A以外の全実験対象者には1週間の間にAの目の前を10回通るよう指示していること、測定は第三者が行いAは実験内容を知らないということを仮定する。偶然やAが実験対象の存在に気づいていない場合があることを考慮したうえで7回以上見た人物に対して、恋愛感情を抱いていると定義する。なお、2割以下の場合はほとんど関心をもっていないと捉えることができ、3~6回の場合、多少の関心はあるがその関心は一時的なものだと捉えることができると考えた。

・ある人(Bとする)に、1対1で7秒間見つめあい、目線を逸らさずにいられるかという実験を複数人に対して行ってもらう。条件として、周囲には2人以外の人物はいないこと、特徴的な物が周囲に存在しないこと、Bが目線を逸らすような働きかけは行わないことを仮定する。7秒に満たず、途中で逸らしてしまった人物に対してBは恋愛感情を抱いている可能性があるといえる。しかし、これはあくまで可能性であり、確実な恋愛感情とはいえない。なぜなら、上記で述べたように気まずさから視線を逸らしてしまうこともあるからだ。そこで、途中で笑ってしまったり通常よりも瞳孔が開いてしまったり顔が赤くなったりしてしまった人物に対して恋愛感情を抱いていると定義できる。業務上の連絡や日常会話などで会話をする際は長くても5秒程度である。誤差を考慮し、定義の基準は7秒とした。

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    satsugakushinri 2023/10/02 (月) 21:41:21 >> 31

    問題1: どちらの指標もいいと思いますが、具体的にどのように測定できますか。特に「目で追う」行動を物理的に記述してください。
    問題2: 「確率」にしましたか。「時間」は考慮しなくていいですか。長い間目で追っているほうが、恋愛感情を持っている行動としてふさわしい気がします。
     「笑う」「瞳孔が開く」「赤面」は、問題1で言及しておいたほうがいいですね。むしろこの手続きだと、実験という名分で目を合わせることが正当化されます。だからむしろ、強制的に目を合わせる事態での「笑う」「瞳孔が開く」「赤面」の出現頻度を指標にしたほうがいいのではないかと思いました。

    6点差し上げます。