F23019
2023/10/24 (火) 01:35:20
7860b@ee285
3章 進化心理学の課題
課題1
ミームについての補足
文化の遺伝子はあたかも意志をもった生き物のようにその遺伝子自身の強さとその置かれた環境条件に依存しながら複製子により一人の人間の脳から脳に模倣により複製されながら増殖していくという意味でミームと称される。そして、複製を担うものを文化遺伝子と称する。ある脳の文化遺伝子が、言語などを元に複製され他の脳に伝達したのち定着し、認知構造を再編成し知識を進化させていく。
出典 尾鍋史彦 (2002)「紙の文化遺伝子」『紙パ技協誌』56(10).1524-1527.
補足した理由としては、教科書では「ミームによっても進化することで~」とあるが具体的にどのような過程を通じているのかが記載されていないように感じたので理解のために取り挙げた。
課題2
水平伝播の例として、鴨川の等間隔に座るカップルが挙げられると思います。すでに座っている人たちを見て、意味は分からないが等間隔になるように真似て座るということが起きれば観察による模倣によって水平伝播が生じたと考えます。また、このことがメディアを媒介し伝わることで、さらに同じように等間隔で座るという水平伝播が起これば担い手は観察学習になると思います。
通報 ...
課題1: この引用文自体難しいですね。解説が加わっていると教科書理解が進むと思いました。
課題2: 先着のカップルたちから受け取る光景にはさまざまな構成要素があると思いますが、どうして「間隔」が模倣の対象になるのでしょうね。「鴨川河畔に座ること」が模倣の対象になるのであればわかります。
3点差し上げます。