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23年度「心理学(3)」投稿ページ / 863

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F23093 2023/11/08 (水) 15:15:04 4b33c@d2c37

6章 認知心理学
課題1.
注意についての補足情報です。
特定の情報(話し相手の声)を優先的に処理し、他の情報(騒音)を抑制する心的機能を注意と呼ぶ。騒音の中でも、人が他者との会話を円滑に行うことができるという事実は、カクテルパーティ現象と呼ばれ、注意機能の存在の証拠とされてきた。視覚的注意においては、一度注意がある刺激に向けられた後には、数百ミリ秒の間、他の刺激を認識することが困難になるという時間的特性が存在することも明らかにされている。(注意の瞬き現象)

出典
日本心理学諸学会連合心理学検定局 「心理学検定基本キーワード改訂版」 2022年 実務教育出版.

補足した理由
教科書に「認知心理学では、この『注意』とよばれる働きを解明することも、大きな役割となっている。」という記述があるように、注意というものがどのような証拠を持ってひとつの働きとして考えられているかを知ることが大切だと思い、補足しました。また、視覚的注意についても補足することで、時間的特性について触れることができ、注意が及ぼす影響についても知ることができるという点で貢献できると考えました。

課題2.
手続的記憶に関連する経験を紹介します。
私は小学生の時、一輪車の練習をして乗れるようになりました。一輪車に乗れるようになってから10年ほど乗っていなかったのですが、大学に入ってから、乗る機会があったので乗ってみました。10年ぶりに乗るので無理なのではないかと思っていたのですが、簡単に乗ることができました。これは、過去に一度、一輪車の乗り方を覚えたことで身につけた手続的記憶であると考えます。

課題3.
まず、人間の感情には個人差があります。全ての人間が特定の原因(感情)で特定の行動をするとは限りません。たとえば、「泣く」という行動に至る感情には、「悲しい」というものと「感動」というものがあります。そのため、これらの行動の原因をひとつに特定することは不可能であり、不適切であると言えます。また、身体ではわかっても、言語化できないものを「知識」として人間から取り出すことにも限界があります。

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  • 867
    satsugakushinri 2023/11/11 (土) 08:48:20 >> 863

    課題1: 「注意」の扱いが極めて少ないことがこの教科書の問題ではないかと思います。カクテルパーティ現象は注意の機能を端的に示す現象で、いい教材になると思います。
    課題2: 手続的記憶の事例であることは間違いありませんが、事例の記述に偏っている書き方になっています。手続的記憶とはどういうもので、それがこういう現象によって裏付けられているという書き方をするともっとよかったと思いました。
    課題3: コンピュータアナロジーとの関連を明示してください。

    7点差し上げます。