ベイスターズフリーク 雑談しね〜か♪マンキーマジック大爆笑

ベイスターズフリーク雑談トピ / 9146

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>> 9141
 サッカーと野球では、組織機構が対照的である。
サッカーが中央集権国家なら、野球は、諸侯が分裂して国家としての統一が遅れた頃のドイツやイタリアのような状態。
 サッカーがトップダウンでオープンと言うのはその通りだと思う。だから、世界中に放映権が高く売れるので、選手の給料は高くなるし、世界大会がワールドカップで盛り上がり、普及に一役も二役も貢献している。
 
 Jリーグは、川渕会長が発足時にナベツネと相談しながらも、NPBの悪いところを採り入れないと言う方針で始めたのが大きい。また、各国のサッカー協会がFIFAのもと、うまく統合している。もちろん、権力集中による金の問題と言う弊害もあるが。
 野球は、世界的には、MLBが力を持ち過ぎているが、MLBは世界の野球界全体のことを考えると言うよりも、アメフトやバスケに対抗して、アメリカ国内でいかにMLBが儲けるかに目が向いている。
 NPBは、巨人が巨人の利益だけを中心に回ってきたのと、それに対する反発でDAZNで広島の試合が観られなかったり、アマ球界との関係もスッキリしない。
FAやポスティングの移籍金など、いい例である。例えば、三苫選手がエウロパに行った時には、その時の移籍金は出身のJリーグチームだけではなく、子供の頃に所属していたチームにまでわたって分配される。その為、小学生のチームでも、いい選手がいたら、自分のチームで囲い込むことはせず、積極的に強いチームに移るのを薦めることがある。
さらには、巨人の星に出てくるような根性主義や家族の無料奉仕を前提とせず、移籍金の分配以外にも財政的な支援がサッカー協会からあるので、子供がサッカーをやるのと野球をやるのでは、親の負担に雲泥の差がある。
ただ、DeNA球団の名誉のために行っておくと、DeNAジュニアベイスターズでは、監督やコーチの為にお弁当の差し入れ等をすることは、断っており、その点、考慮してくれている。また、最近、野球人口が減ってきた対策として、そう言う少年野球のチームも増えてきたと聞いている。
 
 野球の天皇杯は、NPBの巨人中心の閉鎖的な商業主義が影響しているので、いまだに六大学野球なのか、それとも、たった一回の天覧試合で六大学野球のスターだった長嶋選手の放ったサヨナラ本塁打が印象的で、それを語り継ぐだけで十分なのであろうか。

 

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