東欧の専門家で、東欧を含む11か国の欧州言語を理解出来ると言うエール大学のティモシー・D・スナイダー教授が、トランプとゼレンスキーの会談の結果にかなり怒っているのが画面からも見て取れる。
https://www.pbs.org/newshour/show/historian-analyzes-devolving-relations-between-u-s-and-ukraine-after-oval-office-spat
ロシアと言うのは、スターリンの時代から、アメリカの怒りの矛先が向かないように注意深く、他国に侵攻する。敵は本能寺と言うことを心得ている。
第二次世界大戦のときには、ドイツを敵にするので、アメリカだけではなく、日本がどこに侵攻するのか見ていたので、真珠湾攻撃の後は、スターリンが歓喜したらしい。クリミア半島の時には、オバマが何もできないと踏んで侵攻。その後のエウロパの国との約束であるミンスク合意など、署名だけして破ればいいと思っていたはず。エウロパの国は、強気な態度を示しても、協議を繰り返すだけで、何もできない、まとまらない、と言うことは、第二次世界大戦の時から変わらないのだから。
ソ連が北方領土に侵攻した時も、占守等から攻めて来て、一つ一つの島を侵略しながら、注意深く米国の出方を伺っていたという。最後、北海道本島に攻め入る段になり、トルーマンがストップをかけたので、そこで侵略を止めたらしい。
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