なるほど。
木陰のオープンレストランと言う発想は、日本にはあまりなかったのではないかと思うことがある。それともしらないだけであろうか。
1980年代、春先のNew York ローワーManhattanで、通りにテーブルを出しているのには少し驚いた記憶がある。その後、パリに飛んだら、マクドナルドまでもそんな感じで、しかも、席の場所により、値段が異なって二度ビックリしたのを覚えている。
数年後、さらに埃っぽいローマで広場ではなく、大きな通り沿いにも拘わらず、同様のレストランがあったのを覚えている。
その後、日本でも通りにテーブルを出す形式が増えたような気がする。
時代劇を見ていると茶屋がテーブルを通り沿いに出して、登場人物が団子を食しているのを見かけるが、こういった茶屋の文化は、日本では一度、ほぼ絶滅したと思う。代わりに出てきたのが、喫茶店やインドアのレストランだと思う。
広場がなく、狭い通りで歩道の整備もままならず、無理矢理、商業ビルが道路沿いに詰め込まれる形式の日本では、
テーブルを屋外に出すと言うのが流行る余地もなかったのではないであろうか。
第一、車寄せのあるレストランと言うのは、都内ではほとんど見かけない。数年前、品川で一つあったくらいだろうか。
表参道にもあったが、数年前に廃業になってしまった。
日本では、海の家でさえ、テーブルは、建物内に閉じ込めている。
だから、こういう木陰でリラックスするという風習を海外で見かけると、海外旅行をしていると言う気分になる。
数年前、アメリカから2人、友達が来た時、外の木陰にテーブルを運んで食事を楽しもうと言って、家具を外に出したのを覚えている。私の発送の中には、木陰の下で食事をしながらリラックスすると言う発想がすぐには、出てこなかったので、イマジネーションが異なると思った。
ところで、UBERのような配車アプリは、こういった発展途上国で役に立つのであろう。
メキシコシティでは、観光客用のタクシーは、車種から車体の色まで、地元の人が利用するものと異なっていた。タクシーにからむ犯罪が多いからであろうが、そのような国でも配車アプリは、役に立つと思う。
一方、日本では、二種免許の制度が整備されていると言うことを考えると、交通サービスの質を落とすだけで、そぐわないと思う。