>> 5719
Madさん、いつもご慧眼に恐れ入ります。(敬礼!)
> ズル銀板に逆指標、逆神が登場しており
これ楽しいですよね。上手な方にオンブバッタすることと、逆指標神様をお祀りすること、これ大事ですね。
1つお伺いしたいのですが(愚問でしょうが)、大東ケンタとズル銀、どちらが先に地盤沈下しそうですか?
個人的には、レオパとの関連や、ケンタとズル銀の異同を考えると、ケンタランドの方が売りで狙える気がします。
1)サブリース関連で、業種・業態が同じ方が、連想売りが出やすいのでは。
2)中間配当は、ズル銀はゼロだが、大東ケンタは出るので、権利後に落ちやすいのでは。
3)ズル銀は「かぼちゃの馬車」以来、既に「悪の象徴」と化しているが、大東ケンタの悪事は知らない人が多い。
4)ズル銀は2年前の8月にJPX400やMSCIから外れたが、大東ケンタはJPX400に入っている(今後もし外れたらファンド勢の売りが出やすい)
なお、日足チャートその他のテクニカル指標は、今夜遅くにでも分析して愚見を述べさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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凍結されています。
更に言えば、こういう大型破綻も出て来ていますから・・・
https://nikkan-spa.jp/1699249
姫路のトランプ
>>総年間収入が50億円、借入総額508億円、所有物件は296棟5008世帯あった。
既に不渡りを2回出して銀行取引停止処分になっていますから、自主再建は不可能でしょう。これだけの数の物件が叩き売られるのなら、不動産市況の悪化は必至ですから・・・レオパレスと姫路のトランプが引き金を引く事になりかねません。
それにしてもYouTubeで高橋ダン氏が日本の銀行株を有望視しているのには、驚きました。
私から言わせれば自殺行為です。メガバンクも地銀も日本の銀行が買い推奨とは・・・
ヘソが茶を沸かします。
理由は、不良債権の爆発タイマーのスイッチが入りカラータイマーの点滅が始まっている状況を全く理解していない点です。非常に特殊な処理をする銀行会計を知らない方々が銀行株で良く嵌まりますが、典型的なパターンです。
銀行業全般に言える問題は不良債権の発生による損失の計上はリアルタイムでなく、半年から1年程度のタイムラグがあり、しかもその影響は最低でも2年~3年は続くという一般的な認識とは異なる会計処理です。
コロナの影響で不動産価格の高騰は沈静化しており、しかも採算ラインを割り込んでいると見られる賃貸不動産融資は、そこら中にゴロゴロしています。そして金利の減免やリスケジュールで何とか凌いでいる状況です。
政府と日銀は金融機関に積極的に支援をするように呼びかけ、必要な資本注入もやぶさかではない旨を公言していますが、それは必ずしも株主の利益になるものではありません。
つまりこれから業績悪が表面化し、泥沼に陥る事が分かっている時期に「買え」とは、信じられない無謀さ、アニマルスピリットです。
そもそも地銀株が安い理由は、成長余力が無い。儲かっても株主還元は制限される。法令の制限が多く事業の多角化も難しい。公共的な役割が期待されているから儲からない取引でもそれが求められるといった様々な制約がある事が原因です。
つまり手堅く配当を得る目的での投資位しかリターンが望めない業種ですから、それが有望とは・・・
ちなみにコロナの影響でどれ程に巨大な先数の融資先が融資の返済条件の延期と緩和(リスケジュール)を申し込んでいるかが金融庁のHPで公表されています。
https://www.fsa.go.jp/ordinary/coronavirus202001/kashitsuke/20200430.html
この中から、一定の割合が不良債権となり最終的には焦げ付きますが、そのような状況を知ったら銀行株が買いだと主張する事は難しい筈です・・・
明確な事は、不良債権予備軍は激増しているという事です。そして一定の期間を経過後に必ず一定割合が焦げ付きます。何時まで続くのか、何処まで悪くなるのか良く分からない。
そして不動産バブルは弾けたから、担保価値もどうなるか分からない。
またコロナの影響で賃貸物件の収益性は悪化している。しかし銀行は最後まで付き合うように指導されている。融資先が焦げ付いたらそれは銀行の自己責任。しかしそれで預金者(株主ではない)に迷惑を掛けられては困る。だから経営責任は問わないし、預金者に迷惑をかけない分だけは国が補填してやる。(金融機能強化法の改正)
これで、株価がぶっ飛ぶと妄想しているようなら、現実逃避のメルヘンとしか言いようがありません。
youtubeを見る限り、彼は「ファンダはすぐ織り込まれる」と思っている、チャート重視のトレンドフォロワーですからね。
市場がまだ織り込んでいない現在の陥穽や未来のサプライズを考えることは最初から捨てているのでしょう。