今時は二十四節気で大暑、七十二候で大雨時行たいうときどきふる。
大雨を降らせる積乱雲。モクモクと大空に生まれ伸びて行く夏の風物詩は入道雲とも呼ばれ、タコ入道から来ているという。
関東地方で坂東太郎、大阪などで丹波太郎、福岡では筑紫太郎とも呼ばれる。なーるほど。
「電信柱の青大将」は、こんな青空をイメージして作った。
23歳の夏、初めて一人で飛行機に乗って東京から札幌へ帰った。眼下に広がる沸き起こり一時も姿を留めぬ入道雲を思い出す。この先の何かを予感しているようにも思えて、飽きずに見ていたな。
通報 ...