月犬
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2026/05/17 (日) 10:14:53
選句しました。
4 母の日の鏡にうつる父の顔【天】
ふとのぞいた鏡の中の自分の顔が、母似だったはずなに、
年月を重ねることで父ににてきたという驚き。
10 恋猫や失くしたものは戻らない【人】
はい、この年齢になるとすべてが過去のもの。失くしたものを嘆くよりいまを生きること。
13 喪失や修司訛りで詠む五月【地】
寺山修司の忌日は5月4日。そしてデビュー作の第一歌集は『われに五月を』。五月の人寺山修司。
28 ひとり旅ギシギシ麦の穂鳴らしけり【地】
人生はギシギシと麦の穂を鳴らしながら歩むひとり旅か。ギシギシが切なくも旅の紆余曲折を暗示する。
30 金雀枝やふふふっと死が歩み寄る【人】
まだ来なくてよろしい(笑。
◯34 讃美歌三百一番五月闇【人】
301番は「山べにむかいて」。
〈み神はわざわいをも さけしめ
疲れしたましいをも やすます
いずるおり、いるおりも
たえせず汝を守らん〉
漢字のみの句、ひらがな多用の讃美歌。
神よ闇から私を守りたまえ。
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