6月の夢殻句会を始めます。
今日は晴天の東京です。今月は月犬さんの出題で8名40句が集まりました。
天地人方式でいきます。天1句(3点)、地2句(2点)、人3句(1点)
計6句を選び掲示板に直接書き込んでください。
選句締切 6月17日(水)22時
清記にミスがありましたらご一報願います。 燈★
【季語 夏の動物全般】
1 退屈の果てに山椒魚となる
2 だぼ沙魚の顔して答弁木偶芝居
3 燃える街を子ら迷う天道虫
4 いつぴきの天下にあらず蚊遣香
5 かたつむり保身の殻の捨てどころ
6 ががんぼにさわれぬままに歳を経る
7 蟇蛙のそりのそりと父還る
8 一周忌訪へば揚羽の寄り来たる
【乱】
9 麦嵐母と娘の乱となり
10 梅雨寒や心の乱れ知るよしもなく
11 乱取りの額に汗や青畳
12 胡乱なるひとりむしらや朝むくろ
13 島原の乱いらい穴にいる蛇
14 ころがつて無心空蝉の乱心
15 美はただ乱調にあり薔薇散れり
16 咲き乱れ弟切草といふ不穏
【映画のタイトル】
17 夏蝶や神の道化師ほうけたり
18 初恋の来た道なぞる青葉風
19 突然炎のごとく、椿散る
20 死者にも汗流れ地獄の黙示録
21 夜つぴて「幕末太陽伝」朝曇
22 仁義なき戦いの果て毛虫焼く
23 『おとうと』の碧郎に恋した過ぎし夏
24 エルスールとはあの幻の夏のこと
【雑詠】
25 雷雨きて街は底まで洗はるる
26 生きめやも夏の光の真くらがり
27 大宜味の辺にこそ死なめ菊之露
28 ブラッドベリの『たんぽぽのお酒』に六月の風
29 優曇華の鍵盤ひびきミサ終る
30 花の名を知らぬ男へ緑さす
31 虹の裏隠せないものざわざわと
32 供え酒若き遺影に月涼し
33 結界によき夏椿のましろ
34 ダイ・ハードゴキブリ追ッテ追ッテ壁
35 はるかなる父母の庭にも梅雨の星
36 接吻の一瞬前に藪蚊刺す
37 下闇をゆく舟の水たふたふと
38 熱帯夜絵空事とは言へぬ夢
39 詰むといふ言葉通りの立夏過ぎ
40 ゆくゆくは棺の褥の夏よもぎ