夢殻句会

新しい夢殻句会の掲示板 / 88

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獨鬼 2026/06/17 (水) 09:37:30

獨鬼選
 6月も半ば、ということは、今年もはや半分以上が過ぎようとしているということですね。

【人】2. だぼ沙魚の顔して答弁木偶芝居
    さて、どなたのことやら…、ああ恐ろし。

【人】8. 一周忌訪へば揚羽の寄り来たる
 揚羽が迎えてくれる一周忌。魂の無言の寄り添いかも。

【地】15 . 美はただ乱調にあり薔薇散れり
 瀬戸内寂聴(当時は晴美だったか)を読んだのは、『美は乱調にあり』で、高校生だったと思う。薔薇散れり、は読後感に通じる。

【人】31 .虹の裏隠せないものざわざわと
 折角の虹なのにざわざわと、何か不穏な気配が漂う。

【地】32 . 供え酒若き遺影に月涼し
 若き遺影、と聞けば、学生時代に不慮の事故で亡くなった友をどうしても思い出してしまいます。ただただ無念の死だった友と酌み交わしたことを思い出します。

【天】40 . ゆくゆくは棺の褥の夏よもぎ
  十代の頃、あるときは、死は永遠よりも遠い先のことのような気もしたり、またあるときは、すぐ目の前にあるような気もしたり。
 でも、気がつけば、もうそんなに遠いことではない年齢になっているのですねえ。

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