その前に朝日アマ名人戦信越大会ですが
長野市の将棋広場NESTで行われまして
奥村龍馬さんが早川俊さん斉藤福実さんの
順に共に終盤での逆転で連破。3年連続
9回目の全国大会出場を決めました
全国大会での御活躍を期待しています
それにしても長野駅から徒歩でNESTに
向かいましたが、なかなか良い有酸素運動に
なりました(^ー^;A
あと記録係を担当したのですが今回は
記録係の反則手の指摘OKという事でしたので
普段以上に緊張して棋譜を採ったつもりです
(・・;)
それでは大詰めの2025長野県将棋選手権
決勝戦の戦いを振り返りたいと思います
⬆️前回も述べた通り小学生の部は
田中颯くん(画面1枚目左側)が、そして
初段免状獲得戦たるD級は米村幸晴くん
(画面2枚目左側)が優勝いたしました
特に米村くんは中学生での優勝そして
免状獲得となったのですが中学生の
活躍は、ここだけではありませんでした
⬆️C級(二段免状獲得戦)決勝
冨田玲史さんVS米田悦己くん
後手の米田くんの一手損角換わりから
ダイレクト向飛車に構えたのに対し
馬を駆使して対抗する富田さん
強気なイメージが強い両雄ならではの
力戦調の戦いになりましたが一見すると
飛車が打ち込めそうな場所が無いように
見えた富田陣の僅かなスキを捉えて飛車を
打ち込み、直後に桂馬を取りながら
竜を作った米田くんの寄せが見事でした
富田さんとは彼が小学生の時からの
仲だった為か立派な青年に成長した彼の
二段免状を獲得する所を見たかったの
ですが次回に、お預けとなりました
優勝した米田くんにとってVS富田戦は
予選のリベンジを目指した戦いでした
借りを返しての免状奪取は感無量だったと
思います。米田くんおめでとうございます
⬆️B級(三段免状獲得戦)決勝
荻原拓也さんVS傳田寛人くん
前述の米田VS富田戦と同様、中学生と
20歳前半の青年強豪の激突となりました
両雄とも今や県大会の常連選手、しかも
この2人、この前年の県アマ名人戦でも
大熱戦を展開した間柄。そして今回も
壮絶な終盤になったようですが決め手と
なったのは傳田くんの二枚腰。これが
功を奏して粘り勝ちした傳田くん。
これによって有段者免状の掛かった
3つの戦いは全て中学生の優勝となりました
いつもながら学生選手の強さに成長の速さは
特に今、奨励会で頑張っている人の名を借りて
「岡村世代」の若手棋士の活躍は目覚ましいの
一言に尽きるでしょう
A級(信州王将戦)決勝
鈴木翼さんVS高橋智哉さん
真打ちの戦いは20歳前半の若き強豪同士の
決勝戦に。つまり今回決勝まで勝ち上がった
選手たちの年齢の内訳を見ると中学生3人
20歳前半が5名という、実にフレッシュな
顔ぶれとなりました。
同世代のライバル対決。思えば、この試合の
3年前、2022年の県赤旗名人戦で準決勝で
当たった両雄でしたが現役の県アマ竜王を
倒して波に乗った高橋さんが、これまた
当時は現役タイトルホルダー、それも
県アマ名人だった鈴木さんから勝利を飾り
自身初の県大会準優勝した事を思い出します
因みに奥村龍馬さんが長野県赤旗名人戦にて
現段階で最後の対戦相手となっているのが
この時の高橋さんであります
試合は先手の鈴木さんが穴熊に組んだのに
対し銀冠を敢えて完成させずに四間飛車から
右四間に組み換えて先攻した高橋さん
桂得を果たしながら、と金を作った鈴木さん
端を絡めながら飛車切り穴熊の守備力を
弱めんとする高橋さん。激しい応酬が
展開されます
しかし飛角交換で飛車を手にした鈴木さんが
端から逆襲。香を取りながら竜を作り更に
と金も活用して高橋玉に迫りました。
高橋さんも馬を活用して懸命に鈴木玉に
迫りましたが、バラバラの筈の鈴木さんの
穴熊は(飛車の守備力も強かったが)
私(丸山)の想像以上に安定しており
高橋さんの懸命の追撃にもシッカリ対応して
いました。最後は自陣の桂香で上部脱出を
阻止した鈴木さんが勝ちきり優勝いたしました
前回は百戦錬磨のベテラン選手の
頑張りが印象的でしたが今回は青少年の
強豪の活躍が際立っていたようです
2025年の県選手権は、これで終わりですが
タイトル&免状を掛けた戦いや子供たちの
成長への登竜門となる戦いは今後も続きます
高段者とか級位者とかの分け隔てなく
緊迫感に溢れた戦いを味わえる県大会それが
県将棋選手権です。この大会ならではの
空気は、今後更に濃密なドラマを作る事に
なるでしょう。
長くなりましたので、ここで終筆いたします
選手や運営スタッフの皆様お疲れ様でした
そして最後まで拙文に、お付き合いして
下された閲覧者の方々も交えた上で
厚く御礼を申し上げます
皆様どうも有難うございました
(完)
次回は、いよいよ年末年始恒例の
超・極私的MSD長野県将棋大賞の発表を
したいと思いますm(_ _)m