:
一大事因縁とは
:
太郎論:一大事因縁とは、諸仏世尊がこの世に現れた唯一の大きな目的のことです。それは、開示悟入だと告げられます。諸仏世尊は、人々の仏知見を開かせ、示し、悟らせ、仏知見の道に入れるために、この世に現れたのです。仏知見とは、タターガタ・ジュニャーナ・ダルシャナ tathāgata-jñāna-darśana の訳です。意味は、「如来の智による見方」です。如来は、真の真理を観ることができますので、「真の真理の見方」でしょう。
:
開仏知見
真の真理の門を開くこと。
:
示仏知見
真の真理の門の内側を示すこと。
:
悟仏知見
真の真理の門の内側を記憶させること。
:
入仏知見
真の真理の内側へと導き入れること。
:
サンスクリット本では、開示悟入ではなく、勧・示・入・覚・道になっています。4つではなく、5つです。諸仏・世尊とは、応身仏の釈尊のことであり、法身仏のことでもあります。法身仏は、現象を通して開示悟入をするということでしょう。
:
:
一大事因縁とは
:
:
通報 ...