仏教のお話

Rの会:方便品第二(前半) / 37

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ダルマ太郎 2024/05/02 (木) 18:46:45 >> 35

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一大事因縁とは
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太郎論:一大事因縁とは、諸仏世尊がこの世に現れた唯一の大きな目的のことです。それは、開示悟入だと告げられます。諸仏世尊は、人々の仏知見を開かせ、示し、悟らせ、仏知見の道に入れるために、この世に現れたのです。仏知見とは、タターガタ・ジュニャーナ・ダルシャナ tathāgata-jñāna-darśana の訳です。意味は、「如来の智による見方」です。如来は、真の真理を観ることができますので、「真の真理の見方」でしょう。
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開仏知見
真の真理の門を開くこと。
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示仏知見
真の真理の門の内側を示すこと。
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悟仏知見
真の真理の門の内側を記憶させること。
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入仏知見
真の真理の内側へと導き入れること。
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サンスクリット本では、開示悟入ではなく、勧・示・入・覚・道になっています。4つではなく、5つです。諸仏・世尊とは、応身仏の釈尊のことであり、法身仏のことでもあります。法身仏は、現象を通して開示悟入をするということでしょう。
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一大事因縁とは
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