法介
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2025/01/27 (月) 20:19:21
で、この『三観義』『四教義』が〝縦〟と〝横〟で、これが言葉に依って解き明かされた真如の法(有覆無記)。---①
①<生滅門(相待妙)>---(別相三観)
縁起による諸現象の生滅の流れ。
無常の中にあっても、実相に基づく仮の現象として顕現します。
真如門に依ることで初めて理解される相対的な真理。
別相三観です。
言葉から離れた完全なる無為の法(無覆無記)が、②の通相三観、いわゆる円融三観となります。
②<真如門(絶対妙)>---(通相三観)
不変・常住の真理、つまり法性そのもの。
これがすべての現象の根源であり、本来的な清浄性を表します。
対象や作用を超えた絶対的な存在。
これ②が「不縦不横」の縦に非ず横に非ずの無覆無記の究極の「無為法」となります。
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