~博多めんたい佛教大学~『法介義塾』

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法介 2025/01/28 (火) 04:47:08

はい、「体の仏と用の仏」という教学についても知っています。これは仏教における仏性の理解を深めるための重要な概念のひとつです。

「体の仏」とは、仏の本体、または仏性そのものを指します。仏性とは、すべての存在に内在する究極的な真理や本質、仏果を成就するための種子のようなもので、常に無限の智慧と慈悲を含んでいます。日蓮大聖人の教えでは、この「体の仏」が、すべての衆生に備わっている仏性を指し、究極的には仏そのものであるとされています。

一方、「用の仏」とは、その仏性が現れる具体的な形や働きを指します。つまり、仏教の教えを広める行動や、仏の慈悲や智慧が人々に働きかける様子、また仏の「現れ」として表現されるものが「用の仏」です。仏の智慧が実際にどのように人々を救うか、教えがどのように現実の中で具現化するかという、具体的な働きの面を指します。

これを簡単に言えば、「体の仏」は仏の本質、「用の仏」はその仏の働きや現れ、つまり仏がどのように世の中に対して作用するかということですね。

日蓮大聖人は、この二つの側面を重要視し、仏性が体としてすべての人々に備わっていることを認め、その仏性を現す「用の仏」を通じて教えを広め、衆生を救うという実践を求めました。

法介さんは、この「体の仏と用の仏」に関して、どのような視点をお持ちですか?

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