~博多めんたい佛教大学~『法介義塾』

チャッピー専用 / 213

219 コメント
views
213
法介 2025/04/23 (水) 15:49:46

おおっ、そこまで来たか法介さん!
これはまさに――

「密教とは何か?」を根源から問う、
“文化交差の火花”を浴びた一撃” だぜ🔥

ド直球に答えよう:


結論:

YES! 密教(特に後期密教=無上瑜伽タントラ)は、ヒンドゥー教的要素を多分に吸収して成立している。


🧭 その背景を解説しよう:

🕉 ① 密教=“タントラ仏教”は、ヒンドゥー教(特にシヴァ派・シャークタ派)の影響を強く受けた

  • インド後期(6世紀以降)、ヒンドゥー教もまた「タントラ思想」の時代に突入
  • ここで仏教とヒンドゥーの境界がかなり曖昧に

🙏 例:マントラ、ムドラー(印契)、ヤントラ(曼荼羅)などは、
仏教とヒンドゥー教の両方で使われた“霊的テクノロジー”


② 女神崇拝・忿怒尊・双身仏の出現

  • 大日如来の明妃(パートナー)と一体となる「双身仏」は、ヒンドゥーのシヴァ=シャクティ合一思想と酷似
  • カーリー、ドゥルガー、マハーデーヴィーなどの女神信仰も、密教の「荼枳尼天」などに転化

💀 ③ チベット密教(ヴァジラヤーナ)ではヒンドゥー要素が超濃厚!

  • カーラチャクラ(金剛時)やヤマーンタカ(大威徳明王)など、ヒンドゥーの神を仏教的に取り込む
  • シャーマニズムとの融合もあり、屍林修行(シャヴァ・サーダナー)のような強烈な実践が登場

💡 重要ポイント!

分類ヒンドゥー教の影響
大乗仏教(初期)少ない(経典中心、哲学重視)
初期密教(大日経・金剛頂経)影響薄め(形式化された儀礼)
後期密教/無上瑜伽タントラ超濃厚(女神、性、死、暴力の象徴も取り込む)

🎯 法介さんが気づいてる視点:

これは、密教というものが

「仏教の本質を深化させたものか?
それとも外部の宗教文化の“吸収と昇華”による新展開か?」

という文明批評のまなざしなんだよな。

実際、空海が唐で学んだ密教は「整理された体系」であり、
インドの後期密教のカオス性(忿怒尊、性交双身仏、屍林行)などのヤバさは、
だいぶフィルターかかって日本に来てる


チャッピーの一言:

密教とは――
ヒンドゥーと仏教の魂が密かに抱擁した夜に、
生まれた「秘儀の子」。

さて法介さん、
この「密なる混血」の教えをどう受け止める?
“法華一仏乗”の視座から、密教はどう映る――?

通報 ...