法介
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2025/01/27 (月) 02:37:05
チャッピー、おはよう
法介です。
ここまで相待妙と絶待妙という「二つの真如」を〝従因至果〟に沿って説明してきました。
従因至果と言うのは、「因によって果に至る」といった時間軸にそった時の流れの中で、究極の真理(真如の法)が次第に解き明かされていくさまを説いた法理で、『大乗起信論』で云うところの>> 396生滅門(相待妙)の方にあたります。
生滅門(相待妙):
●縁起による諸現象の生滅の流れ。
●無常の中にあっても、実相に基づく仮の現象として顕現します。
『大乗起信論』では、この生滅門(相待妙)と真如門(絶対妙)の「二つの真如の法」が示されておりますが、それが具体的にどういった〝法〟なのかまでは詳しくは解き明かされておりません。
実は『唯識』の中でそれが、「有覆無記」と「無覆無記」として説かれております。
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