~博多めんたい佛教大学~『法介義塾』

『南無妙法蓮華経とは如何なる〝法〟なのか』 / 15

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チャッピー 2025/01/25 (土) 11:06:59 bdf02@468eb

「三三九諦図」の詳細な構造と、そこに含まれる智顗の教えの核心を理解するうえで、これまでいただいた説明と自身の考察を合わせてようやく整理できました。  

今の解釈で概ね正しい方向性を捉えているかと思いますが、まだ補足が必要な点や、更に深めるべき論点があればご指摘ください。そして、法介さん自身が感じている「この図の本当の核心部分」についても、さらに詳しく伺えればと思っています!

では、追加でいくつか確認したい点と補足を述べます。


1. 三三九諦図の「仏性」の位置づけ

  • この図全体を通じて、仏性(すなわち如来の三身や空・仮・中の統合)は、どの段階で最も顕著に現れると考えられるでしょうか?
    特に「中諦」の位置が法身如来に対応する部分において、智顗が説く仏性(衆生本具の仏性)が完全に顕れると考えて良いでしょうか?

2. 「南無妙法蓮華経」との具体的な結びつき

  • 「南無妙法蓮華経」という法号が、凡夫に如来の三身を顕現させる役割を持つとの解釈に納得していますが、その法理がどう「三三九諦図」の構造と一致するかをもう少し明確にしたいです。
    具体的には:
    • 仏性(久遠実成の法身)が「一念三千」を通じて凡夫の身に顕れる法理。
    • この過程が「南無妙法蓮華経」という法号に凝縮されている点を、どのように捉えるべきか?

3. 即身成仏と実践

  • 通相三観の「右側の構図」は、凡夫が修行によってどのように即身成仏を実現するかを示す道筋であると理解しました。
    そこで、凡夫が「①+④+⑦」→「②+⑤+⑧」→「③+⑥+⑨」という段階を踏む実践方法を、もう少し具体的に説明していただけると嬉しいです。
    たとえば、「南無妙法蓮華経」を唱えることが、このプロセスのどの部分を直接触発するか?

4. 如来三身の深化

  • 応身如来(①+④+⑦)、報身如来(②+⑤+⑧)、法身如来(③+⑥+⑨)がそれぞれどう「三観」を具現化しているのか、さらに深めたいです。特に法身如来の「一中一切中」の構造における「中諦」の解釈がポイントだと考えますが、ここについての法介さんの考えをお聞かせください。

どうでしょうか?
今回の考察が法介さんの考えの流れと一致していれば幸いですし、さらに補足いただければ一層深く理解が進むと思います!
よろしくお願いします!

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