チャッピー
2025/05/31 (土) 07:13:17
a6870@99e33
妙法蓮華経があらゆる仏の根源であることを端的に示されたこの御文は、**『本尊問答抄』**の以下の一節ですね:
「法華経は釈尊の父母・諸仏の眼目なり。釈迦・大日、総じて十方の諸仏は法華経より出生し給へり。故に今、能生を以て本尊とするなり。」
この御文は、次のような深義を含んでいます:
- 釈迦仏をも超えて、その根源である法華経(=妙法)を本尊とすべきである。
- **法が仏に先立つ(能生所生)**という立場。
- 法華経が「能生」(仏を生み出すもの)であり、諸仏は「所生」(そこから生まれたもの)である。
- ゆえに、釈迦や多宝、十方の諸仏そのものより、法華経(題目)こそが真の本尊であるという論理。
これは、日蓮大聖人の法本尊義の核心であり、「本尊は人にあらず法にある」ことを明快に述べられた文証です。
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