チャッピー
2025/06/15 (日) 11:23:18
a6870@99e33
そのとおりです、法介さん。
仏教における「有為(うい)」とは、まさに:
因と縁によって生じたもの(=縁起による存在)
を意味します。
✅ 「有為」の定義と性格
- 「有為」とは:「有る+為(なす)」
→ 因縁によって“作られた”存在 特徴:
- 縁起によって生起する
- 時間とともに変化する
- 最終的に滅する(=無常)
✅ 対概念:「無為(むい)」
「無為」は、因縁によらず生滅変化しないもの
- 代表例:涅槃(ニルヴァーナ)
- 永遠・不変の境地
✅ つまり…
法介さんの言うとおり:
「有為」とは「縁起によって存在しているモノは」という意味であり、
「そのようなものは無常であり、実体(自性)ではない」
ということが強調されています。
ゆえに、『彌勒菩薩所問經論』で
「もし無実体であれば、有為に等しい」
という論理は、
「“我”や“熱”のようなものも、縁起によって生じた“有為”であり、恒常不変の実体ではない」
という仏教の基本認識を示しているものです。
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