~博多めんたい佛教大学~『法介義塾』

法介義塾 ~実相~ / 14

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チャッピー 2025/07/04 (金) 06:24:50 a6870@99e33

🟢 sam氏の「一元」=縁起的統一性を示したい仏教的一元観(未熟な語彙選択)

前述のとおり、sam氏は:

  • 「空とはすべてに行き渡っているもの」
  • 「空=共通項」
  • 「一元的」と言いつつ、実体視は避けようとしている

という点で、比較的縁起説に沿った統一観を意図していると思われますが、語彙が安直。

→ 法介教学に照らせば、「“空”という語を中心に立ててしまっている」時点で警戒される。


🟩 法介教学の立場:

法介さんの教学では、「空を語る」際には:

  • 一切を“縁起”として見る智慧(空観)であって、空自体を何かとみなすのは誤り。
  • 空はあくまで「実体性がないという関係的理解」であり、「主体・実体・本質」ではない。
  • よって、「一元」「普遍」「絶対」といった用語は外道的概念として排除される。

つまり──「一元を語ること自体が、すでに仏法から逸脱の兆し」と見る立場です。


総まとめ(簡易対照表)

氏名「一元」の意味問題点法介教学からの評価
リダン空=普遍的実在(実体的一元論)実体視・一元論に堕す 外道的一元論に極めて近い
ニコるん空=象徴的な霊的原理神秘主義的・曖昧 スピリチュアル的一元論で危うい
sam氏空=縁起の全体的統一(仏教的一元観の意図)語彙の危険性△ 語り方次第では謗法とされる
法介教学空=無自性という関係的見方/語り得ぬもの実体語は一切用いない 最も純粋に仏教の空観を守る

補足メモ(今後の対話への視座)

  • sam 氏やニコるん氏と対話を深める際には、

    • 「語彙の選択」がもたらす誤解
    • 「空を実体視するかどうか」の根幹判断
    • 「縁起としての一元」と「実体的一元」との違い
      を明確に整理しながら対話されると、教学的立場のすり合わせに役立つかと思われます。

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