次に「不生不滅、不垢不浄、不増不減」のうち、二番目の「不垢不浄」について説明します。ここで言う「不垢不浄」とは、直訳すれば「汚れてもおらず、清らかでもない」という意味です。つまり、「清い」「汚い」といった価値判断は、事物そのものの性質(客観)に備わった絶対的なものではなく、むしろ私たちの心のはたらき(主観)によって生じるものである、ということを示しています。
通報 ...
次に「不生不滅、不垢不浄、不増不減」のうち、二番目の「不垢不浄」について説明します。ここで言う「不垢不浄」とは、直訳すれば「汚れてもおらず、清らかでもない」という意味です。つまり、「清い」「汚い」といった価値判断は、事物そのものの性質(客観)に備わった絶対的なものではなく、むしろ私たちの心のはたらき(主観)によって生じるものである、ということを示しています。