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唯識的に言うと
第七末那識は常に第八阿頼耶識を所縁として「我」を執する根本自我のはたらきを持ちます。
この根本自我は「ある/ない」「得た/失った」という増減の価値基準を基盤に、恒常的に自分を守ろうとします。
対治悉檀としての「不増不減」は、この根本自我の錯覚を打ち破り、法空の智慧を照らし入れる方便です。
ここで「法空」を観じることにより、末那識の我執が緩み、相対的な増減から解放されます。