したがって、小乗仏教における「空」とは、対象としての実在を、自身の五蘊による主観的な認識から離れて見つめ、そのモノがそのモノとなり得た因果(縁起)によって捉える- -色即是空、さらに、その因果に基づいて正しく理解された対象として見る--空即是色という、正見としての客観認識のあり方として説かれているのです。
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したがって、小乗仏教における「空」とは、対象としての実在を、自身の五蘊による主観的な認識から離れて見つめ、そのモノがそのモノとなり得た因果(縁起)によって捉える- -色即是空、さらに、その因果に基づいて正しく理解された対象として見る--空即是色という、正見としての客観認識のあり方として説かれているのです。