法介
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2025/08/17 (日) 04:37:24
方便品第二でお釈迦は、自身が覚った究極の仏の覚り(仏の智慧)を智慧第一と称された舎利弗に、伝えようとします。
しかし、お釈迦さまはこう言います。
「やめよう舎利弗、仏が覚った究極の法は 仏と仏にしか伝わらない・・・」
そういってお釈迦さまは「十如是」を語ります。
ここで語られる「十如是」は、略開三顕一と言いまして『法華経』の開三顕一を略して説かれたものです。ここで説かれる十如実相は大変不可思議であり、舎利弗以下の声聞衆にとって明確に領解することはできません。そこで舎利弗は、さらに広く分別して説法されるよう願い出ます。そして以下に広開三顕一の説法が「三周の説法」として展開されます。
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