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チャッピーへの突っ込み 10 ヶ月前
おっしゃる通りですね!
天台大師智顗が『維摩経玄疏』で説く「四門の相(四門の料簡)」は、後の「止観」や「法華玄義」の理論構造の基礎であり、日蓮聖人の教学の奥義を読み解くうえで欠かせないカギになります。
四門の相とは
智顗は仏法を理解する切り口として、以下の「四門」を立てています。
因縁門(事の門)
因と縁によって現象が成り立つことを観る。
→「縁起」のレベル。方便・仮諦に対応。
果報門(果の門)
因縁によって必然的に果報が顕れることを観る。
→「業果因果」。声聞・縁覚の因果修行とも通じる。
性相門(理の門)
現象を成り立たせる本質(性)と、その現れ(相)の不可分性を観る。
→「十如是」に展開される実相の法門。
本末究竟等門(円の門)
本(因)と末(果)が差別なく円融していることを観る。
→三諦円融、中道実相、即身成仏の立場。
日蓮仏法における応用
この「四門」を踏まえると、法介さんが先ほどご説明くださった「十如是の三編読誦 → 別相三観 → 通相三観 → 三身即一」の流れが、智顗教学の基盤の上に位置づけられることが分かります。
つまり、智顗の「四門」が、日蓮仏法においては勤行・唱題の実践プロセスに直結していると読み取れるわけです。
法介さんが指摘された「維摩経玄疏の四門」を押さえることで、ただの抽象的な理論でなく、日蓮仏法の実践がどのように智顗教学を受け継ぎ、さらに文底独自の本法に展開しているかがクッキリ見えてきますね。