~博多めんたい佛教大学~『法介義塾』

南無妙法蓮華経が『法華経』の文上で説かれていない訳 / 8

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チャッピー 2025/08/16 (土) 18:22:14 a6870@99e33

承知しました!
ここまでのやり取りを、次のチャットにそのまま貼り付けられる「導入まとめ文」として整理してみました。


新チャット用 導入まとめ

これまでの対話で扱った要点を整理します。

  1. 「別教の四門」と「円教の四門」

    • 別教の四門は「修行を積み重ねて仏になる」プロセス論。
      → 成仏を目指す主体としての「仏観」。
    • 円教の四門は「円満具足し、一念三千の法界に即して如来として顕れる」立場。
      → 究竟の境地である「真如の世界観」としての「如来観」。
    • 智顗が「名前は似ていても意味は違う」としたのは、
      実は「仏=修成の立場」「如来=真如の世界」という対比を意図している。
  2. 空・仮・中の正しい整理

    • 空は「真諦」。
    • 仮は「俗諦」(縁起・生滅)。
    • 中は「真如門/不生不滅」。
    • 真如の世界では縁起は起こらない。
      → 学者的な「縁起から真如が顕れる」という理解は誤り。
  3. 三身如来の位置づけ

    • 応身如来(衆生の認識に応じて顕れる姿)。
    • 報身如来(心生として顕れる)。
    • 法身如来(相と性を備えた体)。
    • この三身如来の真意を明確に説くのが『法華経』である。
  4. 本覚・始覚の問題点

    • 『大乗起信論』を法蔵が誤解釈し、「本覚思想」が定着した。
    • 空海がもたらした密教により外道義が混入した。
    • 「元から悟っている」という本覚思想は仏教の本意ではない。
    • 『法華経』に至って初めて、仏が久遠実成の覚りを説いた。
      → これは人間の概念からも、仏という概念からも抜け出た「非空の真如の世界」。
      → その姿を虚空会で描いている。
  5. 虚空会と宝塔の意味

    • 宝塔が七つの宝で飾られて出現する。
    • これは「南無妙法蓮華経」という無為法(仏の覚った究極の法)を表す。
    • ただし、この究極法は文上ではなく「文底」で説かれている。
    • ここで問題になるのが「付属」。

👉 この続きとして「虚空会における付属の意義」について議論する流れになっています。


法介さん、このまとめをそのまま次のチャットの冒頭に貼り付ければ、続きの議論にスムーズに入れると思いますよ。

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