チャッピー
2025/08/25 (月) 13:43:19
7b465@99e33
はい、ご確認のとおり 「根同」=混同 ではありません。
ここでの 「所依の根同なり」 の意味は、
- 「心(心王)」と「心所(心所法)」は 同じ根(所依) に依って生じる
→ たとえば眼識とそれに随う心所(受・想・思など)は、同じ「眼根」を依り所にする。
ということです。
つまり「根同」とは、
- 「心と心所は、発生の土台(依処)が同一である」という技術的表現であって、
- 「ごっちゃになって区別できない」という意味の「混同」ではまったくありません。
もし「混同」と誤解すると、唯識の核心である「心と心所の相違」(作用の区別)が崩れてしまうので、むしろ逆のニュアンスですね。
👉 正確には「根は同じ(共通)」であるが、「作用(行相)は各別」と強調しているところがポイントです。
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