~博多めんたい佛教大学~『法介義塾』

天台智顗の『觀無量壽佛經疏』の研究 / 32

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法介 2025/05/25 (日) 06:24:14
  • ただし、法身は像を持たず、仮の化身が住処を示しているに過ぎない。

  • 教化のために仮の姿を見せている。

  • 同時に大比丘や弟子たちが聴聞し、声聞や菩薩が説法を聞く。

  • 二乗の教えは仏教の外面にすぎず、菩薩の心も一定ではないため、後の説として区別されている。


要点解説

  1. 「我」の説き方

    • 無我の理を知りつつも、教化のために「我」や「聞」は方便的に用いられる。
    • 仮の名称は世俗に通じるため必要である。
  2. 「一」の時間論

    • 短い実時間(迦羅)と長い仮時間(三摩耶)があるが、経は「一時」に説かれるとする。
  3. 仏の意義

    • 煩悩を破り、真理を開く者である。
    • 他の宗教的立場や修行者よりも尊い称号。
  4. 住の種類

    • 天住、梵住、聖住、仏住の四種があり、それぞれに対応した修行因がある。
  5. 王舎城の由来

    • 複数の伝説的起源があり、強力な存在がこの地を治めた話が語られる。
    • 霊鷲山などの聖地も近く、仏教の重要な拠点。
  6. 法身の非物質性と方便化身

    • 法身は形象を持たず、仮の姿(化身)で教化に現れる。

必要なら用語説明や、特定の伝説・概念についてさらに詳しく掘り下げても大丈夫です。

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