毎週金曜日開催のD&D5版エベロンキャンペーンのトピックです。
スケジュールの連絡などあればこちらに。
https://imgtrpg2nd.com/udonarium_lily_1.11/ 準備部屋を立てています お暇でしたらどうぞ
10/29(火)21時から準備卓としてミニシナリオを回そうと思います。 お暇でしたらご参加ください。
https://imgtrpg2nd.com/udonarium_lily_1.11/ 準備卓を立てています
本日21時から準備卓としてミニシナリオを回そうと思います。 お暇でしたらご参加下さい。
本日21時から本セッション開始です。 よろしくお願いします。
──王国歴998年、ザランティル月。
新春である。
”塔の街”シャーンは年間を通して高温多雨の土地に位置する。真冬月(ザランティル)といえども降雪は珍しいが、その日は摩天楼の上層部に白いものが舞う様子が見られた。
一方、タヴィックス・ランディング下層のターミナス地区。 シャーンの玄関口たるターミナス・ステーションに、唸りを上げてライトニング・レイルが到着していた。 捕縛されたエア・エレメンタルの発する雷光によって漂う、独特のオゾン臭。 列車の扉が圧縮空気の吐き出される音とともに、ずらりと開いていく。
シャーンを訪れる者の多くはライトニング・レイルを使う。 今日も大勢の乗客がシャーンに降り立つ。 その中に、ドワーフに似つかわしく気難しい表情をしたひとりの人物がいた。
スィーアル・ド=クンダラク。
否…いまはただの”スィーアル”。
ドラゴンマーク十二氏族のひとつ、クンダラク氏族のマークを有する継承者(エア)であったそのドワーフは、しかし氏族から不名誉追放されたいわゆる”皮剥がれ”であった。 遠い過去には、実際に紋章の浮かんだ皮膚を剥がしていたというが、現代ではその呼び名だけが残っている。 本当に皮を剥がれることはなかったものの、スィーアルの追放は事実である。
ドラゴンマークという、コーヴェア大陸における特権階級の証を持ちながら、氏族から追放された男。 そのスィーアルが、遠くムロール・ホールドからブレランドのシャーンにやってきたのには理由がある。 ある条件と引き換えに氏族への復帰をクンダラク上層部に持ちかけられ、それを飲んだからだ。
その条件とは、クンダラク氏族の一部幹部によって研究され、事故に乗じて外部に持ち去られたシンビアント(共生体)装備を回収し、破壊すること。 シンビアントとは、狂気界ゾリアットの主・デルキールと呼ばれるクリーチャーによって作られた、一般的な良識に照らし合わせればまさしく狂気の産物としか言いようのない、半生体のマジックアイテムである。
密かに忍び寄るデルキールの甘言に惑わされ、氏族の一部は禁じられていたシンビアントを研究し、制御下に置こうとしていた。 スィーアルは氏族のウィザードであり、真相を知らぬままその研究員として働いていたのだ。
その結果は、原因不明の暴走事故により関係者の大半が死亡。研究成果は失われ、外部に流出し、スィーアルを含めた生き残りの当事者は追放者、すなわち”皮剥がれ”とされたのである。
この事故は氏族によって念入りに隠蔽されたが、失われたシンビアントが表に出れば、それも突き崩される。 クンダラク上層部は、スィーアルに名誉回復のチャンスを与えた。すなわち、氏族の汚点であるシンビアントの回収と破壊である。 スィーアルにそれを断る選択肢はなかった。
クンダラクの情報網は、”塔の街”シャーンでシンビアントを装着した人物が暴走し、事件を起こしている事実を突き止めていた。
シャーン。コーヴェア最大の都市。
目のくらむほど高い塔の間を縫って吹き込む強い風が、スィーアルの足元に新聞”シャーン・インクィジティヴ”紙を運んできた。
スィーアルは、その見出しに目を止める。
「ハイ・ウォールズの難民が自爆テロか」 「ヴァルト月(年末)の悲劇、流血の惨事」 「体に癒着した奇妙な鎧状のものをまとった女が、通行人を無差別に8人殺害したのち、連絡橋から飛び降りて死亡」
ハイ・ウォールズ地区。 かつてサイアリと呼ばれた国の民たちが身を寄せ合う難民キャンプがある場所だ。
手がかりを求め、スィーアルはハイ・ウォールズへと向かうことにした……。
12/13はお休みです 次回は12/20の予定!
情報の整理
1.マルディの遺体の行方 無差別殺傷事件を起こしたサイアリ難民の女、マルディ。ドラッグを使用しており、その結果できた借金を帳消しにする代わりにボロマール・クランからシンビアント装備と思しきものを渡された。その肉体は、異形クリーチャーのように歪んでいたとの証言あり。モルグレイヴ大学に検死のため持ち込まれたはずが、いつの間にか持ち去られていた。持ち去ったのは、ハーフリングの業者? その後の行方は不明のままである。
2.様々なドラッグ ボロマール・クランが伝統的に扱ってきた鎮静剤、夢百合(ドリームリリィ)はシャーンにおいては一般的だが、最近になって犯罪組織ダースクが竜血(ドラゴンブラッド)という興奮剤を流通させ始めていた。 そこに加えて、ボロマール・クランは新たにサイファーという幻覚剤を捌き始める。 サイファーと竜血は、同時使用すると凶悪な効果を生むという。 サイファーと竜血は、いずれもカニス氏族の錬金術師でさえその原材料を突き止めることができていない、謎のドラッグである。
3.ロード・オヴ・ブレードの思惑 カニス氏族南家を差配するメリックス男爵は、古代のカニスが使用していた魔法の設計図・テンプレートを捜索していた。 モーンランドの大妖、ロード・オヴ・ブレードもそれを求めているらしい。 配下のウォーフォージドを派遣して奪取を試みていたが、失敗。 メリックスが何の目的でテンプレートを回収したのかは不明である。いったい何の設計図なのだろうか?
すみません 12/27ダメになりました。 1/3は大丈夫です。
次回は1/10の予定!
次回は1/24の予定です。
大変申し訳ありません、当日にもかかわらず気がついたら寝落ちしてました 特に何があった訳でもなく完全にこちらの手落ちです
病気や事故でなくて良かったです。 また来週やりましょう!
4.ララ シャドウ・マーチ出身のドルイド・ララは、運命の子と呼ばれ、ドルイドの宗派”門を護る者”にシャーンでの役割を果たすことを期待されている。シャーンに封印されているというデルキールの復活に関係しているらしい。 本人はモルグレイヴ大学に入学することが決まっている。
5.フレイムウィンド 2年前にゼンドリック大陸の遺跡からコーヴェア大陸に渡り、モルグレイヴ大学に住み着いているギュノスフィンクス・フレイムウィンドは、ララとPCたちにまつわる予言を述べた。それによると、ララが失われると”根の者”が復活するのだという。 ちゅーるが好物。
6.ゼルリクスの選民 地下竜教団のカルティストたちが所属していると思われる組織名。彼らはゼルリクスを”あのお方”と呼び、ゼルリクスに選ばれた者であるという自覚を持っていた。ララの身柄を奪おうとしたり、シャーン各地域で子どもを生贄に捧げる邪悪な儀式を行っていたりと、物騒な連中。平和の敵である。
7.モルグレイヴ支援協会 大学の研究者や学生が危険な探索におもむく時、身辺警護や障害の排除を受け持つために同行する冒険者が所属する団体。腕のたつ冒険者が十分な報酬を得られる働き口である。
「この発掘品をわたくしたちは”ドリーム・シアター”と名付けました。来たるべきイル・ヤナ…クォーリ語で”大いなる光”という意味ですが…その光をもたらす鍵となると、わたくしは考えています」 「ドリーム・シアターがどのような代物であるか、そしてなぜ”敵”がこれを狙っているかを説明するには、カラシュターという種族の成り立ちからお話せねばなりません」 「はるかな過去、古代巨人文明によってエベロンから切り離された夢幻界ダル・クォール。その本質、クォール・タライ…″時代の夢″は、永い年月をかけて光と闇のサイクルを繰り返しています。奇妙に聞こえるかも知れませんが、次元界そのものの属性が時の移ろいによって変転するのです」 「そして現代は…忌むべきことにイル・ラシュタヴァール、”大いなる闇”の支配下にあります」 「ダル・クォールを統べる霊…”クォーリ”たちの主流派は、まさしく悪夢の存在です。邪悪なる意思を持つクォーリたちの組織は、こう呼ばれています…”ドリーミング・ダーク”。それがわたくしたちの敵です」 「ドリーミング・ダークは人知れずエベロンの人々を侵略しています。人々に自分たちの送る悪夢を見せることで、定命の文明を支配するつもりなのです」 「その目的は、定命の精神を悪夢で満たすことによって、来たるべき大いなる光の時代への変転を拒絶すること。そうすることによって、現在の暗黒の時代を永続させようとしているのです」 「イル・ヤナの時代に移れば、いまの邪悪なクォーリたちは消え去る運命にある…それを回避しようというのが根底にある敵の動機です」
「ダル・クォールが古代巨人文明によってエベロンから切り離されたがゆえに、クォーリはエベロンに実体を伴って顕現することはできません。ですが別の手段があります。自らそれを望む人型生物に、憑依することができるのです」 「そのようにして生まれた邪悪なるクォーリの手先は”インスパイアド”と呼ばれます」 「インスパイアドは長い年月をかけてサーロナ大陸にリードラ帝国を打ち立て、一見平和で高度に文明化された理想郷を作り出しました」 「ですが、それはあくまで表面上のこと…彼らの本質は闇の夢なのです。精神の力によって統制された完全なる支配体制であり、すべてがクォーリの意のままです」 「幾世代にも渡る洗脳が行き届き、インスパイアドは生き神の如く一般市民から崇められ、自らが従っているものの正体を知ることもない」 「そしてドリーミング・ダークの魔の手は、サーロナの次にコーヴェア大陸に伸びました」 「最終戦争の混乱は、ドリーミング・ダークにとって絶好の機会となりました。夢を通して人々の心に忍び寄り、不和を煽り、恐怖と憎しみを植えつけ、争いを助長しました」 「もしドリーミング・ダークの介入がなければ、最終戦争末期の恐ろしい衝突のいくつかは、回避できたことでしょう」 「多くのクォーリが、エベロンの支配と自らの時代の永続化を望む悪夢的存在でありますが、彼らのすべてが邪悪に染まりきっていたかといえば、そうではありません」 「善なる光を求める高潔な霊、自由と平和を求める非主流派のクォーリたちがいたのです。そうした非主流派は、一切の光を消し去ろうとする悪夢に根絶やしにされる危機にさらされていました」 「およそ2000年前、光のクォーリたちはダル・クォールを追われ、サーロナ大陸のヒューマンからなるとある神秘主義者たちと出会いました。光のクォーリの善性と共鳴した彼らは、自らの身体を差し出し、融合することで光のクォーリたちの脱出を助けたのです」 「彼らが果たした融合から生まれたのが、最初のカラシュターなのです」 「わたくしたちはその子孫として、肉体的にはヒューマンですが、魂は最初に融合した67のクォーリのいずれかと結びついています」 「話が長くなって申し訳ありません。ドリーム・シアターの話をいたしましょう」 「ですが、これについては…アーバンレインに話してもらったほうが良いでしょうね」
アーバンレインは胸の同調スロットに触れる。そこはかすかに光る。
「単刀直入に言うと、ドリーム・シアターは、古代巨人族がエルフに作らせたエルドリッチ・マシンよ」 「数万年前に遡るゼンドリックの古代巨人文明、その崩壊のきっかけが、当時の巨人族とダル・クォールとの戦争にあるのは知ってる?」 「クォーリと巨人族、どちらが先にその火蓋を切ったのか、もはや確かめることもできないけど、ともかく戦争が起こった」 「当時はまだエベロンとダル・クォールは切り離されていなかったから、クォーリはポータルを通ってエベロンに乗り込んできた。巨人族は防戦一方となった」 「反転攻勢に出るにあたって、巨人族は自らの精神を明晰な状態で夢幻界に投射する手段を求めた。ついでにいうと、夢を見ないエルフ…当時は巨人の奴隷だったわけだけど…エルフの精神もダル・クォールに連れて行けるようになる、そんな手段を」 「そして当時のエルフのアーティフィサーは、その要求を満たす道具を完成させた。夢を見なくても夢の世界に行けるようになったわけね」 「巨人族とダル・クォールとの戦争は永く続いた。最終的に古代巨人族は、当時の空に浮かんでいた13の月のうち1つを破壊するほどの魔法を使った。その結果、ダル・クォールはエベロンとの接点を失ったけれど、引き換えに巨人文明も衰退してしまった」 「そこからエルフの叛乱が始まって、古代巨人族最後の皇帝カルシールがエルフ制圧のため、再び巨大な魔法を発動しようとした時、アルゴネッセンのドラゴンたちが介入した」 「ドラゴンは巨人族の暴挙を許さなかった。古代巨人文明を徹底的に破壊し尽くして、巨人の時代は終わりを告げた」 「まあ、歴史に詳しい人ならこのくらいは知ってるでしょうね。ともかく、このドリーム・シアターの出自はそういうものよ」
3/14、21はお休みです。 次回は3/28の予定!
来週15日DM都合 再来週21日「」6都合でお休みです 次回は28日になります
4/4はお休みです 次回は4/11予定!
すみません。本日仕事の都合で30分程度遅れるかもしれません。
4/25はお休みです 次回は5/2の予定!
ご連絡できず申し訳ないです。5/2了解しました。
すみません、5/2は参加は出来るのですが途中で15分ぐらい離席させてください
「」6さん何かありましたか? 事情があれば早めにご相談ください。
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お暇でしたらどうぞ
10/29(火)21時から準備卓としてミニシナリオを回そうと思います。
お暇でしたらご参加ください。
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本日21時から準備卓としてミニシナリオを回そうと思います。
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本日21時から本セッション開始です。
よろしくお願いします。
──王国歴998年、ザランティル月。
新春である。
”塔の街”シャーンは年間を通して高温多雨の土地に位置する。真冬月 といえども降雪は珍しいが、その日は摩天楼の上層部に白いものが舞う様子が見られた。
一方、タヴィックス・ランディング下層のターミナス地区。
シャーンの玄関口たるターミナス・ステーションに、唸りを上げてライトニング・レイルが到着していた。
捕縛されたエア・エレメンタルの発する雷光によって漂う、独特のオゾン臭。
列車の扉が圧縮空気の吐き出される音とともに、ずらりと開いていく。
シャーンを訪れる者の多くはライトニング・レイルを使う。
今日も大勢の乗客がシャーンに降り立つ。
その中に、ドワーフに似つかわしく気難しい表情をしたひとりの人物がいた。
スィーアル・ド=クンダラク。
否…いまはただの”スィーアル”。
ドラゴンマーク十二氏族のひとつ、クンダラク氏族のマークを有する継承者 であったそのドワーフは、しかし氏族から不名誉追放されたいわゆる”皮剥がれ”であった。
遠い過去には、実際に紋章の浮かんだ皮膚を剥がしていたというが、現代ではその呼び名だけが残っている。
本当に皮を剥がれることはなかったものの、スィーアルの追放は事実である。
ドラゴンマークという、コーヴェア大陸における特権階級の証を持ちながら、氏族から追放された男。
そのスィーアルが、遠くムロール・ホールドからブレランドのシャーンにやってきたのには理由がある。
ある条件と引き換えに氏族への復帰をクンダラク上層部に持ちかけられ、それを飲んだからだ。
その条件とは、クンダラク氏族の一部幹部によって研究され、事故に乗じて外部に持ち去られたシンビアント(共生体)装備を回収し、破壊すること。
シンビアントとは、狂気界ゾリアットの主・デルキールと呼ばれるクリーチャーによって作られた、一般的な良識に照らし合わせればまさしく狂気の産物としか言いようのない、半生体のマジックアイテムである。
密かに忍び寄るデルキールの甘言に惑わされ、氏族の一部は禁じられていたシンビアントを研究し、制御下に置こうとしていた。
スィーアルは氏族のウィザードであり、真相を知らぬままその研究員として働いていたのだ。
その結果は、原因不明の暴走事故により関係者の大半が死亡。研究成果は失われ、外部に流出し、スィーアルを含めた生き残りの当事者は追放者、すなわち”皮剥がれ”とされたのである。
この事故は氏族によって念入りに隠蔽されたが、失われたシンビアントが表に出れば、それも突き崩される。
クンダラク上層部は、スィーアルに名誉回復のチャンスを与えた。すなわち、氏族の汚点であるシンビアントの回収と破壊である。
スィーアルにそれを断る選択肢はなかった。
クンダラクの情報網は、”塔の街”シャーンでシンビアントを装着した人物が暴走し、事件を起こしている事実を突き止めていた。
シャーン。コーヴェア最大の都市。
目のくらむほど高い塔の間を縫って吹き込む強い風が、スィーアルの足元に新聞”シャーン・インクィジティヴ”紙を運んできた。
スィーアルは、その見出しに目を止める。
「ハイ・ウォールズの難民が自爆テロか」
「ヴァルト月(年末)の悲劇、流血の惨事」
「体に癒着した奇妙な鎧状のものをまとった女が、通行人を無差別に8人殺害したのち、連絡橋から飛び降りて死亡」
ハイ・ウォールズ地区。
かつてサイアリと呼ばれた国の民たちが身を寄せ合う難民キャンプがある場所だ。
手がかりを求め、スィーアルはハイ・ウォールズへと向かうことにした……。
12/13はお休みです
次回は12/20の予定!
情報の整理
1.マルディの遺体の行方
無差別殺傷事件を起こしたサイアリ難民の女、マルディ。ドラッグを使用しており、その結果できた借金を帳消しにする代わりにボロマール・クランからシンビアント装備と思しきものを渡された。その肉体は、異形クリーチャーのように歪んでいたとの証言あり。モルグレイヴ大学に検死のため持ち込まれたはずが、いつの間にか持ち去られていた。持ち去ったのは、ハーフリングの業者?
その後の行方は不明のままである。
2.様々なドラッグ
ボロマール・クランが伝統的に扱ってきた鎮静剤、夢百合(ドリームリリィ)はシャーンにおいては一般的だが、最近になって犯罪組織ダースクが竜血(ドラゴンブラッド)という興奮剤を流通させ始めていた。
そこに加えて、ボロマール・クランは新たにサイファーという幻覚剤を捌き始める。
サイファーと竜血は、同時使用すると凶悪な効果を生むという。
サイファーと竜血は、いずれもカニス氏族の錬金術師でさえその原材料を突き止めることができていない、謎のドラッグである。
3.ロード・オヴ・ブレードの思惑
カニス氏族南家を差配するメリックス男爵は、古代のカニスが使用していた魔法の設計図・テンプレートを捜索していた。
モーンランドの大妖、ロード・オヴ・ブレードもそれを求めているらしい。
配下のウォーフォージドを派遣して奪取を試みていたが、失敗。
メリックスが何の目的でテンプレートを回収したのかは不明である。いったい何の設計図なのだろうか?
すみません
12/27ダメになりました。
1/3は大丈夫です。
次回は1/10の予定!
次回は1/24の予定です。
大変申し訳ありません、当日にもかかわらず気がついたら寝落ちしてました
特に何があった訳でもなく完全にこちらの手落ちです
病気や事故でなくて良かったです。
また来週やりましょう!
情報の整理
4.ララ
シャドウ・マーチ出身のドルイド・ララは、運命の子と呼ばれ、ドルイドの宗派”門を護る者”にシャーンでの役割を果たすことを期待されている。シャーンに封印されているというデルキールの復活に関係しているらしい。
本人はモルグレイヴ大学に入学することが決まっている。
5.フレイムウィンド
2年前にゼンドリック大陸の遺跡からコーヴェア大陸に渡り、モルグレイヴ大学に住み着いているギュノスフィンクス・フレイムウィンドは、ララとPCたちにまつわる予言を述べた。それによると、ララが失われると”根の者”が復活するのだという。
ちゅーるが好物。
6.ゼルリクスの選民
地下竜教団のカルティストたちが所属していると思われる組織名。彼らはゼルリクスを”あのお方”と呼び、ゼルリクスに選ばれた者であるという自覚を持っていた。ララの身柄を奪おうとしたり、シャーン各地域で子どもを生贄に捧げる邪悪な儀式を行っていたりと、物騒な連中。平和の敵である。
7.モルグレイヴ支援協会
大学の研究者や学生が危険な探索におもむく時、身辺警護や障害の排除を受け持つために同行する冒険者が所属する団体。腕のたつ冒険者が十分な報酬を得られる働き口である。
情報の整理
「この発掘品をわたくしたちは”ドリーム・シアター”と名付けました。来たるべきイル・ヤナ…クォーリ語で”大いなる光”という意味ですが…その光をもたらす鍵となると、わたくしは考えています」
「ドリーム・シアターがどのような代物であるか、そしてなぜ”敵”がこれを狙っているかを説明するには、カラシュターという種族の成り立ちからお話せねばなりません」
「はるかな過去、古代巨人文明によってエベロンから切り離された夢幻界ダル・クォール。その本質、クォール・タライ…″時代の夢″は、永い年月をかけて光と闇のサイクルを繰り返しています。奇妙に聞こえるかも知れませんが、次元界そのものの属性が時の移ろいによって変転するのです」
「そして現代は…忌むべきことにイル・ラシュタヴァール、”大いなる闇”の支配下にあります」
「ダル・クォールを統べる霊…”クォーリ”たちの主流派は、まさしく悪夢の存在です。邪悪なる意思を持つクォーリたちの組織は、こう呼ばれています…”ドリーミング・ダーク”。それがわたくしたちの敵です」
「ドリーミング・ダークは人知れずエベロンの人々を侵略しています。人々に自分たちの送る悪夢を見せることで、定命の文明を支配するつもりなのです」
「その目的は、定命の精神を悪夢で満たすことによって、来たるべき大いなる光の時代への変転を拒絶すること。そうすることによって、現在の暗黒の時代を永続させようとしているのです」
「イル・ヤナの時代に移れば、いまの邪悪なクォーリたちは消え去る運命にある…それを回避しようというのが根底にある敵の動機です」
「ダル・クォールが古代巨人文明によってエベロンから切り離されたがゆえに、クォーリはエベロンに実体を伴って顕現することはできません。ですが別の手段があります。自らそれを望む人型生物に、憑依することができるのです」
「そのようにして生まれた邪悪なるクォーリの手先は”インスパイアド”と呼ばれます」
「インスパイアドは長い年月をかけてサーロナ大陸にリードラ帝国を打ち立て、一見平和で高度に文明化された理想郷を作り出しました」
「ですが、それはあくまで表面上のこと…彼らの本質は闇の夢なのです。精神の力によって統制された完全なる支配体制であり、すべてがクォーリの意のままです」
「幾世代にも渡る洗脳が行き届き、インスパイアドは生き神の如く一般市民から崇められ、自らが従っているものの正体を知ることもない」
「そしてドリーミング・ダークの魔の手は、サーロナの次にコーヴェア大陸に伸びました」
「最終戦争の混乱は、ドリーミング・ダークにとって絶好の機会となりました。夢を通して人々の心に忍び寄り、不和を煽り、恐怖と憎しみを植えつけ、争いを助長しました」
「もしドリーミング・ダークの介入がなければ、最終戦争末期の恐ろしい衝突のいくつかは、回避できたことでしょう」
「多くのクォーリが、エベロンの支配と自らの時代の永続化を望む悪夢的存在でありますが、彼らのすべてが邪悪に染まりきっていたかといえば、そうではありません」
「善なる光を求める高潔な霊、自由と平和を求める非主流派のクォーリたちがいたのです。そうした非主流派は、一切の光を消し去ろうとする悪夢に根絶やしにされる危機にさらされていました」
「およそ2000年前、光のクォーリたちはダル・クォールを追われ、サーロナ大陸のヒューマンからなるとある神秘主義者たちと出会いました。光のクォーリの善性と共鳴した彼らは、自らの身体を差し出し、融合することで光のクォーリたちの脱出を助けたのです」
「彼らが果たした融合から生まれたのが、最初のカラシュターなのです」
「わたくしたちはその子孫として、肉体的にはヒューマンですが、魂は最初に融合した67のクォーリのいずれかと結びついています」
「話が長くなって申し訳ありません。ドリーム・シアターの話をいたしましょう」
「ですが、これについては…アーバンレインに話してもらったほうが良いでしょうね」
アーバンレインは胸の同調スロットに触れる。そこはかすかに光る。
「単刀直入に言うと、ドリーム・シアターは、古代巨人族がエルフに作らせたエルドリッチ・マシンよ」
「数万年前に遡るゼンドリックの古代巨人文明、その崩壊のきっかけが、当時の巨人族とダル・クォールとの戦争にあるのは知ってる?」
「クォーリと巨人族、どちらが先にその火蓋を切ったのか、もはや確かめることもできないけど、ともかく戦争が起こった」
「当時はまだエベロンとダル・クォールは切り離されていなかったから、クォーリはポータルを通ってエベロンに乗り込んできた。巨人族は防戦一方となった」
「反転攻勢に出るにあたって、巨人族は自らの精神を明晰な状態で夢幻界に投射する手段を求めた。ついでにいうと、夢を見ないエルフ…当時は巨人の奴隷だったわけだけど…エルフの精神もダル・クォールに連れて行けるようになる、そんな手段を」
「そして当時のエルフのアーティフィサーは、その要求を満たす道具を完成させた。夢を見なくても夢の世界に行けるようになったわけね」
「巨人族とダル・クォールとの戦争は永く続いた。最終的に古代巨人族は、当時の空に浮かんでいた13の月のうち1つを破壊するほどの魔法を使った。その結果、ダル・クォールはエベロンとの接点を失ったけれど、引き換えに巨人文明も衰退してしまった」
「そこからエルフの叛乱が始まって、古代巨人族最後の皇帝カルシールがエルフ制圧のため、再び巨大な魔法を発動しようとした時、アルゴネッセンのドラゴンたちが介入した」
「ドラゴンは巨人族の暴挙を許さなかった。古代巨人文明を徹底的に破壊し尽くして、巨人の時代は終わりを告げた」
「まあ、歴史に詳しい人ならこのくらいは知ってるでしょうね。ともかく、このドリーム・シアターの出自はそういうものよ」
3/14、21はお休みです。
次回は3/28の予定!
来週15日DM都合
再来週21日「」6都合でお休みです
次回は28日になります
4/4はお休みです
次回は4/11予定!
すみません。本日仕事の都合で30分程度遅れるかもしれません。
4/25はお休みです
次回は5/2の予定!
ご連絡できず申し訳ないです。5/2了解しました。
すみません、5/2は参加は出来るのですが途中で15分ぐらい離席させてください
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事情があれば早めにご相談ください。