kagemiya@なりきり

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最後のハサン(仮) 2025/06/30 (月) 19:25:01

イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」の19代目、即ちFate原作とは別の世界線において「山の翁」を最後に名乗った男性。
表向きは西洋諸国に対して敵対姿勢を明確に示しつつも、裏では歴史的役割を終えたにも関わらず存続する事に執着していた教団を最小限の犠牲で解体しようと秘密裏に工作を重ねていた。言うなれば暗殺教団を暗殺したハサン。

暗殺教団解体後の最後の仕事として初代山の翁に"良き終わり"をもたらす方法を模索していたがどうしても見つけられなかった。
最後は初代の霊廟の前で己の力不足を詫びていた時、何処からか聞こえてきた労いの声と共に首を落とされた。

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    「教団は終わった。もはや、我らの時代ではない」

    *基本情報
    【元ネタ】イスラム教の伝承・19代目ハサン・サッバーハ(創作設定)
    【クラス】アサシン
    【マスター】未定
    【真名】ハサン・サッバーハ(19代目)
    【異名・別名・表記揺れ】最後のハサン、最後の山の翁、終焉の暗殺者
    【性別】男性
    【身長・体重】178cm・70kg
    【肌色】褐色
    【髪色】灰色がかった黒髪
    【瞳色】深い茶色
    【スリーサイズ】-
    【外見・容姿】痩身で引き締まった体格。顔には深い皺が刻まれ、長い髭を蓄えている。黒いローブを纏い、腰には儀礼用の短剣を携帯。左手には教主の証である指輪を嵌めている。
    【地域】西アジア(イラン・アラムート)
    【年代】13世紀中期(1256年頃)
    【属性】秩序・悪
    【天地人属性】人
    【その他属性】人型、人間、暗殺者、イスラム教徒
    【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:E 宝具:B

    *【クラス別スキル】
    **気配遮断:A
    隠密活動に特化した能力。ただし攻撃態勢に移ると大幅にランクダウンする。19代目ハサンは教団解体工作において、味方からも敵からも気配を隠し続けた経験を持つため高ランクを保有。

    *【保有スキル】
    **教団統率:B
    組織を統率し、配下の者たちを指揮する能力。表面的には教団の結束を保ちながら、裏では解体工作を進めるという二重の統率を可能とする。教団の歴史と伝統を熟知しているため、配下の暗殺者たちに対する理解も深い。

    **策謀:A
    陰謀と工作に長けた能力。長期間にわたって教団内部で秘密裏に解体工作を進めながら、外部に対しては反抗の姿勢を示し続けた手腕を表す。複数の勢力を相手に同時進行で異なる戦略を実行できる。

    **自己封印(暗殺技術):A
    自らの暗殺技術を封印することで、教団の伝統的手法を後世に残さないようにする能力。これにより教団の再興を困難にする一方、自身の戦闘能力も制限される。任意で封印の解除も可能だが、その際は大きな精神的負荷を伴う。

    **無辜の怪物:C
    「教団を裏切った悪逆の長」「最も卑劣なハサン」として後世に語り継がれた結果、本来の意図とは異なる歪んだ認識を受けている。実際は教団と民衆を救うための苦渋の選択だったが、歴史は彼を裏切り者として記録した。

    *【宝具】
    **『&ruby(ヴィーダ・アル・ターイファ){訣別の秘技}』
    ''ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人''

    19代目ハサンが初代ハサンとの最後の対話で身につけた、完全なる終わりをもたらす暗殺技術。標的の「存在そのもの」を断つことで、物理的な死を与えるだけでなく、その者に関連する因縁や宿命も同時に終わらせる。ただし、この宝具を使用するたびに自身の存在も薄れていき、最終的には自分自身も完全に消滅する運命を背負う。愛する者たちを救うための最後の手段として位置づけられた、自己犠牲を前提とした宝具。

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    *【Weapon】
    **『&ruby(ハンジャル・アル・イカマ){止まりの短剣}』
    19代目ハサンが教主として使用していた儀礼用短剣。教団の歴史を刻んだ銘が入っており、代々の山の翁の血を吸ってきた聖なる武器。暗殺に使用される際は、対象の生命活動を「停止」させる概念を付与する。また、自らの意思で教団の歴史に終止符を打つために用いることもできる。

    *【解説】
    イスラム教の暗殺教団「ニザール派」の19代目にして最後の教主。史実においては1256年にモンゴル帝国のフレグによってアラムート城が陥落し、暗殺教団は壊滅させられた。しかし、このサーヴァントは「もし19代目の教主が、教団の滅亡を予見し、最小限の犠牲で組織を解体しようと画策していたら」という可能性の具現である。

    史実の暗殺教団は11世紀末にハサン・サッバーハによって創設され、約160年間にわたってイラン・シリア地域で活動を続けた。彼らの暗殺技術と組織力は当時の為政者たちに恐怖を与え、「アサシン」という言葉の語源ともなった。教団は「山の翁」と呼ばれる教主を頂点とする厳格な階層組織を構築し、「フィダーイ」と呼ばれる決死隊による暗殺を主要な戦術として用いた。

    しかし、19代目ハサンが登場する時代、すでに教団を取り巻く状況は絶望的だった。モンゴル帝国の西方遠征により、セルジューク朝をはじめとする既存の権力構造が崩壊し、教団が依って立つ政治的基盤も失われつつあった。この状況下で、19代目ハサンは教団の存続よりも、構成員とその家族たちの生命を優先する道を選んだ。

    表向きはモンゴル軍に対する徹底抗戦を主張しながら、裏では教団の穏健派と密かに連携し、段階的な組織の縮小と構成員の逃亡支援を行った。西洋諸国への敵対姿勢を明確に示すことで外部の注意を逸らしつつ、内部では教団の秘密を知る者たちを順次組織から離脱させる工作を進めた。これは一種の「計画的自滅」であり、外部からは分裂と弱体化に見えるよう演出されていた。

    最終的に彼は、初代ハサン・サッバーハの霊廟を訪れ、教団の歴史に真の終止符を打とうとした。そこで聞こえた「労いの声」は、おそらく初代の霊か、あるいは彼自身の良心の声だったのかもしれない。首を落とされた瞬間、彼は教団の重荷から解放され、同時に自分の行いが正しかったという確信を得た。

    サーヴァントとしての彼は、組織や伝統よりも人間の生命を重視する現実主義者として現れる。暗殺者でありながら、むやみな殺戮を好まず、可能な限り平和的解決を模索する。ただし、いざというときの決断力と実行力は他のハサンたちに決して劣らない。

    *【外見・容姿の詳細】
    年齢は40代後半から50代前半に見える。長年の重責により深い皺が刻まれた顔だが、瞳には深い知性と慈愛が宿っている。髪は黒いが白髪が混じり始めており、手入れされた長い髭を蓄えている。体格は痩身だが引き締まっており、長年の鍛錬により培われた瞬発力を秘めている。

    衣装は教主の証である黒いローブに、簡素な装身具を身につけている。腰の短剣は実用性を重視した作りで、華美な装飾はない。左手の指輪は代々の教主が受け継いできたもので、教団の紋章が刻まれている。歩く際の所作は静かで、足音をほとんど立てない。

    *【人物・性格】
    根本的には教団の構成員たちを愛し、彼らの幸福を願う慈悲深い指導者。しかし、そのために必要とあらば非情な決断も辞さない現実主義者でもある。表面的には冷静沈着だが、内心では常に重い責任感に苛まれている。

    教団の伝統と歴史に対しては深い敬意を抱いているが、それが人々を不幸にするなら手放すことも厭わない柔軟な思考の持ち主。理想主義と現実主義のバランスを取ることに長け、複雑な政治情勢の中でも的確な判断を下せる。

    他のハサンたちに対しては複雑な感情を抱いている。彼らの献身と能力を尊敬しつつも、自分が教団を終わらせた責任を感じている。特に初代ハサンに対しては、深い畏敬の念と申し訳なさを同時に抱いている。

    マスターに対しては、対等な関係を築こうとする。命令には従うが、必要であれば諫言も辞さない。特に、マスターが無謀な行動を取ろうとする際には、自分の経験を踏まえて忠告を与える。

    イメージカラー:深い灰色
    特技:組織運営、情報収集、交渉術
    好きなもの:静寂、読書、祈り
    嫌いなもの:無意味な争い、盲目的な忠誠、伝統への固執
    天敵:モンゴル軍、狂信者
    願い:教団の構成員たちの幸福、真の平和の実現

    【一人称】私、我
    【二人称】あなた、貴方(敬意を示す場合)、君(同格以下の場合)
    【三人称】彼、彼女、その方

    *【台詞例】
    「私は最後の山の翁…そして最初の裏切り者でもある。だが、それが我が民を救う道だった」

    「教団の歴史は私と共に終わった。今更その重荷を背負う必要はない」

    「初代の霊よ、貴方は私の選択をどう思われるか…」

    「殺すことは容易い。だが、何かを終わらせることは、それよりもはるかに困難だ」

    「私が暗殺したのは、標的ではない。暗殺教団そのものだった」