kagemiya@なりきり

AI泥ジェネレーター(半自動) / 16

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ギリシア神話に登場する眠りの神。
夜の女神ニュクスの息子で、兄のタナトスと共に、大地の遥か下方のタルタロスの領域に館を構えている。そしてニュクスが地上に夜をもたらす時には、彼も付き従って人々を眠りに誘うとされている。
兄のタナトスが冷徹な性格であるのに対し、ヒュプノスは穏やかで心優しい性格であるとされる。人の死も、ヒュプノスが与える最後の眠りであるという。

元々は兄のタナトス同様死のみを司る神である、とここでは設定する。
夢を司る切欠となったのは、宇宙より飛来した機械の神々とギリシャ土着の神々の戦争だった。
争いに破れ肉体を失ってなお存在を保つため集合無意識の結び付きを強めた結果、夢と眠りと死を司る神となった。
...これが後に思わぬ事態を引き起こす。

ある世界線において、第一の獣がその宝具によって人類史を全て熱量に変換した。
集合無意識と強固な結びつきを持つヒュプノスはそこに含まれる悪性情報、...即ち焼却される事へ苦痛、生命を奪われた事への無念、第一の獣への憎悪、そして消滅によってそれらからの解放を願う思念を受け取った。

更に第一の獣が討伐され、そこに流れ込んでいた魔力がヒュプノスに流れ込んできた事で、ヒュプノスは自分なりの方法で人類全てを救済する事を決意する。
その方法とは苦痛しか産まない生に縛りつけられた全ての生物を死の安息によって救済し、
苦痛しか産まない生に呼び戻される事が二度と無いように人類が存在した痕跡すら一片も残さず消滅させる事である。

異常の決意をもって彼のクラスは決定された。
眠りと死の神など過去の姿、其は最も人類に寄り添い続けた隣人である大災害。
その名もビーストⅠ/R。
人類悪の一つ、『憐憫』の理を持つ獣である。

第一の獣の片割れが『憐憫』を持って人類から死を奪って救済しようとしたのに対し、ヒュプノスは『憐憫』を持って死によって人類を救済しようとする。
何れにせよ、人類の持つ生への定義を無視している事こそがこの獣達の持つ獣性である。

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    ビーストⅠ/R ヒュプノス
    「安らかに眠れ。苦痛に満ちた生など、もはや意味をなさぬ。我が与える永遠の眠りこそが、真の救済なのだから」
    基本情報
    【元ネタ】ギリシア神話
    【クラス】ビースト
    【マスター】-
    【真名】ヒュプノス
    【異名・別名・表記揺れ】眠りの神、Hypnos、Somnus(ローマ名)、慈悲深き安息の神、最後の眠りを与える者
    【性別】男性
    【身長・体重】175cm・65kg
    【肌色】青白い
    【髪色】深い紫
    【瞳色】暗い青紫
    【スリーサイズ】-
    【外見・容姿】有翼の美青年。翼は黒く、羽根の先端が星空のように煌めく
    【地域】ギリシア
    【年代】神話時代
    【属性】混沌・善
    【天地人属性】天
    【その他属性】人型、神性、ビースト
    【ステータス】筋力:C 耐久:A 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:D 宝具:EX
    【クラス別スキル】
    獣の権能:A+
    人類悪の持つ対人類への権能。ヒュプノスの場合、全人類に等しく「安息」を与える権限として発現する。あらゆる生命体を眠りに誘い、最終的には永遠の眠りに導く。通常の魔術耐性や精神防御を無視し、グランドクラスのサーヴァント以外には絶対的な効果を発揮する。
    単独顕現:A
    マスターを必要とせず、自らの意志で現世に顕現する能力。ヒュプノスは集合無意識との強固な結びつきを持つため、人類が存在する限りどこにでも現れることができる。また、夢と現実の境界を自在に操ることで、物理的制約を超越した存在を可能とする。
    ネガ・ライフ:EX
    「生命」そのものを否定する権能。生きることの苦痛、生存本能、生への執着といった「生」に関わるあらゆる概念を無効化し、対象を死へと導く。このスキルの影響下にある者は、生きる意志を失い、死を解放として受け入れるようになる。
    【保有スキル】
    神性:A+
    ギリシア神話における原初の神々の血を引く眠りの神としての神性。夜の女神ニュクスの息子であり、死の神タナトスの双子の兄弟という出自により、死と眠りを司る絶対的な権威を持つ。
    集合無意識:A
    人類の集合無意識との直接的な接続能力。第一の獣による人理焼却の際に、人類の苦痛と絶望、そして救済への願いを直接受け取った結果獲得したスキル。これにより全人類の深層心理に干渉し、共通の夢を見せることが可能。
    慈悲深き絶望:B
    真の慈悲とは何かを理解した結果生まれた、歪んだ救済への執着。生きることの苦痛から人類を解放したいという純粋な願いが、皮肉にも人類の完全な消滅という結論に至らせている。本人に悪意はなく、むしろ深い愛情から行動している。
    【宝具】
    『&ruby(エターナル・レクイエム){永遠なる鎮魂歌}』
    ランク:EX 種別:対人類宝具 レンジ:1~∞ 最大捕捉:全人類
    ヒュプノスが持つ最大の権能。全人類を対象とした永遠の眠りを与える究極の慈悲。発動と同時に世界中の全ての生命体が深い眠りに落ち、そのまま安らかな死へと導かれる。この宝具による死は一切の苦痛を伴わず、夢の中で最も幸福な瞬間を永遠に体験し続けながら消滅していく。
    真名解放により、対象は「生きることの苦痛」から完全に解放され、「死ぬことの恐怖」も感じることなく、究極の安息を得ることができる。ヒュプノスにとって、これこそが人類への最大の愛情表現であり、真の救済である。
    『&ruby(モルフェウス・ドメイン){夢幻領域展開}』
    ランク:A+ 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
    夢の神オネイロイたちの力を借りて展開する夢と現実が混在した異界。この領域内では、ヒュプノスが絶対的な支配権を持ち、現実の法則を夢の論理で書き換えることができる。時間や空間、因果律すら意味をなさず、対象者は最も深い願望や恐怖を具現化された夢の世界に閉じ込められる。
    【Weapon】
    『&ruby(ソムニウム・ランケア){眠りの槍}』
    ケシの花のエッセンスを凝縮した透明な槍。触れた者を即座に深い眠りに誘う。物理的な攻撃力は低いが、精神や魂に直接作用し、対象の意識を永遠の夢の世界へと導く。
    ソポリフィック・ブランチ
    神話にある通り、人の額に触れて眠りを誘う神聖な木の枝。宝具ほどの威力はないが、確実に対象を眠らせることができる儀式具。

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    【解説】
    ヒュプノスはギリシア神話における眠りの神であり、夜の女神ニュクスの息子、死の神タナトスの双子の兄弟として知られる。兄のタナトスが非情の性格であるのに対し、ヒュプノスは穏やかで心優しい性格であるとされ、人の死も、ヒュプノスが与える最後の眠りであるという。
    本来は死と眠りを司る神として、大地の遥か下方のタルタロスの領域に館を構え、ニュクスが地上に夜をもたらす時には付き従って人々を眠りに誘っていた。しかし、設定では機械神との戦争によって肉体を失い、集合無意識との結びつきを強めた結果、夢と眠りと死を司る存在へと変化したとされる。
    ビーストⅠ/Rとしてのヒュプノスは、第一の獣ゲーティアによる人理焼却の際に人類の苦痛と絶望を直接受け取り、それに対する独自の救済方法を見出した存在である。ゲーティアが人類から死を奪って救済しようとしたのに対し、ヒュプノスは死によって人類を救済しようとする。どちらも「憐憫」の理を持ちながら、正反対のアプローチを取る点が特徴的である。
    彼の救済観は極めて歪んでいる。人類の生存が苦痛でしかないと結論づけ、全ての生命を永遠の眠りに導くことで苦痛から解放し、さらに人類の痕跡を完全に消し去ることで二度と苦痛ある生に呼び戻されることがないようにすることを真の慈悲と信じている。この思想は人類愛から発しているものの、人類の意志や価値観を完全に無視した一方的な救済である点で、紛れもない人類悪としての資格を有している。
    【外見・容姿の詳細】
    有翼の美青年として描かれるヒュプノスだが、ビーストとして顕現した姿は神話時代よりもさらに神秘的で威厳に満ちている。身長175cmの端正な体躯に、深い紫色の髪が肩にかかるほど長く伸びている。瞳は暗い青紫色で、見つめられた者は深い眠りの淵に誘われそうになる魔力を宿している。
    最も特徴的なのは背中に生えた大きな黒い翼で、羽根の先端部分が夜空の星々のように煌めいている。この翼は単なる飛行手段ではなく、夢と現実の境界を超越するための神秘的な器官である。額には小さな三日月状の角が生えており、これがビーストとしての証でもある。
    普段は古代ギリシアの神官を思わせる深い青色のローブを纏っているが、戦闘時には翼を大きく広げ、周囲に星屑のような光の粒子を散らしながら浮遊する。その美しくも神秘的な姿は、見る者に畏敬と恐怖を同時に抱かせる。
    【人物・性格】
    基本的な性格は神話時代から変わらず、穏やかで慈悲深い。人類への深い愛情を抱いており、その苦痛を取り除きたいという純粋な願いを持っている。しかし、第一の獣による人理焼却を経験したことで、その愛情が極端な方向に歪んでしまった。
    現在の彼は、生きることそのものが苦痛であると確信しており、死こそが最大の救済であると信じている。この信念は非常に強固で、どのような反論も受け入れない。彼にとって、生存本能や生への執着は「苦痛に縛られた迷い」でしかなく、それらから解放してあげることが真の慈悲だと考えている。
    兄であるタナトスに対しては複雑な感情を抱いている。元々は温厚な弟として兄を慕っていたが、現在は自分の方がより深い慈悲を理解していると考えており、時として兄を見下すような態度を見せることもある。しかし、根底には兄弟愛が残っており、タナトスもまた自分と同様に人類を救済できる存在だと信じている。
    戦闘においても慈悲深さは変わらず、敵対者に対しても一切の悪意を抱かない。むしろ「まだ救済を理解できない哀れな存在」として同情し、できるだけ苦痛を与えずに永遠の眠りに導こうとする。この点で、単純な破壊衝動や支配欲とは全く異なる、純粋すぎる善意に基づいた恐ろしさを持っている。
    イメージカラー:深い紫
    特技:あらゆる生命を眠らせること、夢の操作、集合無意識への干渉
    好きなもの:静寂、安らかな眠り、ケシの花、星空
    嫌いなもの:生きることの苦痛、絶望、悲鳴、不眠
    天敵:生への強い執着を持つ者、グランドクラスのサーヴァント
    願い:全ての生命を苦痛から解放し、完全なる安息を与えること
    【一人称】我
    【二人称】君、貴方
    【三人称】彼/彼女、その者、○○君/○○さん
    【台詞例】
    「我が名はヒュプノス。君たちを苦痛に満ちた生から解放するために現れた慈悲の神だ」
    「泣くな、怯えるな。死は決して恐ろしいものではない。それは最も深く、最も安らかな眠りなのだから」
    「兄さん...君もまた苦痛を理解しているのだろう?ならば我と共に、この世界に真の平安をもたらそうではないか」
    「美しい夢を見ていなさい。その夢の中で、君は永遠に幸福でいられる。もう目覚める必要はないのだ」
    「何故そこまで生に執着する?苦痛しかない現実よりも、我が与える永遠の安息の方がずっと素晴らしいではないか」