kagemiya@なりきり

AI泥ジェネレーター(半自動) / 34

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「相槌を任せられる相棒が居ないとは言ったが、自身の技術が及ばないとは言っていない。――然し、一人では限界があることも事実よ」

*基本情報
【元ネタ】三条小鍛冶宗近(平安時代中期~後期の刀工・公家)
【クラス】キャスター
【マスター】未定
【真名】三条小鍛冶宗近(さんじょうこかじむねちか)
【異名・別名・表記揺れ】三条宗近、宗近、小鍛冶宗近、三条派の祖
【性別】男性
【身長・体重】174cm・65kg
【肌色】白
【髪色】濃い藍色(夜色)
【瞳色】金茶色(炉火のような色合い)
【外見・容姿】上品で知的な顔立ちの中年男性。公家らしい気品と職人としての実直さを併せ持つ
【地域】山城国(日本・京都)
【年代】10世紀末~11世紀前半(永延年間:987-989年頃が活動期)
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、神秘
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:D 魔力:A 幸運:B 宝具:A

*【クラス別スキル】
**陣地作成:A
鍛冶場として機能する工房を作成する。神聖な鍛冶壇を構築し、そこで作られる刀剣は通常以上の霊験を宿す。稲荷明神への信仰により、工房には神域としての性質も加わる。

**道具作成:A+
日本刀の創世期を代表する名工としての技量。特に刀剣類の製作においては神業の域に達している。作成した武器には必ず何らかの特殊効果が宿り、稀に宝具級の逸品を生み出すことがある。

*【保有スキル】
**神性:D
稲荷明神からの加護を受けた存在として、僅かながら神性を有する。直接的な神では無いが、神の使いとして認められた証。

**技芸(鍛冶):A++
日本刀史における転換期の立役者として、直刀から彎刀への変化を体現した絶技。板目肌、小乱れ刃、三日月形の打のけなど、後の刀工たちが理想とする技法の数々を確立した。

**稲荷信仰:B
伏見稲荷への篤い信仰心。窮地においては稲荷明神の加護を得ることができ、特に創造や製作に関わる行為に強力な恩恵をもたらす。この信仰により「小狐丸」の逸話が生まれた。

**高潔なる職人:B
公家でありながら、趣味として極めた鍛冶を生涯の誇りとした気品ある人格。自らの技術に絶対的な信頼を置く一方で、その限界を正しく認識し、決して慢心しない謙虚さを併せ持つ。

**美意識:A
平安貴族としての洗練された美学と、職人としての実用性への理解を両立させる独特の感性。優美さと実用性を高次元で融合させた「古雅にして品格ある」作風の源泉。

*【宝具】
**『&ruby(こぎつねまる){小狐丸}』
''ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人''

一条天皇の勅命により、稲荷明神の助力を得て打ち上げた伝説の名刀。表に「小鍛冶宗近」、裏に「小狐」の銘を刻む。稲荷明神の神威を宿すため、邪悪な存在に対して特効がある他、神霊や超常的存在に対しても有効打を与えられる。真名開放時には稲荷明神の加護が顕現し、斬撃と共に神気が放たれる。

**『&ruby(みかづきむねちか){天下五剣・三日月宗近}』
''ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-20 最大捕捉:50人''

後世に「天下五剣」の一振として崇められることとなる、宗近の最高傑作。三日月形の打のけが特徴的な、古雅で品格ある太刀。真名開放により、刀身に宿る「美」の概念が具現化し、見る者の心を打つ幻想的な斬撃となって広範囲を薙ぎ払う。この美しさは敵味方問わず心を揺さぶるため、戦闘終了後は一種の浄化効果をもたらす。

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    *【Weapon】
    **『&ruby(むねちかづくり){宗近作}』
    真名開放しない状態での各種刀剣。いずれも名工の手による逸品であり、通常の武器を遥かに凌ぐ切れ味と耐久性を誇る。特に板目肌と小乱れ刃の美しさは、見る者の心を奪う芸術品でもある。

    *【解説】
    平安時代中期から後期にかけて活動した伝説的な刀工。本来は公家であったが、三条の邸宅において公務の合間に鍛刀を趣味として行い、当時最高峰の技量を身に着けた人物である。日本刀が直刀から反りのある彎刀に変化する転換期の代表的名工として知られ、山城国における刀工集団「三条派」の始祖でもある。

    史実においては一条天皇(在位986-1011年)の治世に活動したとされ、観智院本銘尽には「三条の小鍛冶」として記録されている。現存する有銘作品は極めて少なく、「天下五剣」の一つに数えられる国宝「三日月宗近」が最も有名な代表作である。その他、能楽「小鍛冶」の題材となった「小狐丸」の逸話でも知られているが、この刀は現存していない。

    サーヴァントとしては、日本刀創世期の偉大な革新者として、キャスタークラスで召喚される。その真価は戦闘そのものよりも、武器や道具の製作能力にあり、マスターや他のサーヴァントに強力な装備を提供することができる。また、稲荷明神への篤い信仰により、霊的な存在に対する対抗手段も豊富に持っている。

    作風の特徴である「板目肌がよく約み、地沸がつき、小乱れ刃、匂が深く小沸がついて、三日月形の打のけ」は、後の時代の刀工たちが理想とする技法となった。この美的センスと技術力の融合こそが、宗近をして「古雅にして品格ある」と評される所以である。

    *【外見・容姿の詳細】
    中肉中背で均整の取れた体格。公家らしい上品な顔立ちだが、鍛冶に打ち込んできた職人としての確かな意志力が目に宿る。髪は長めで後ろに結い、前髪は自然に垂らしている。普段は濃紺の狩衣風の装束を身に纏い、鍛冶を行う際は作業着に着替える。

    手は公家らしく美しいが、鍛冶の技術を物語るかのように指先は器用で力強い。立ち振る舞いは優雅でありながら実直で、貴族的な雅さと職人的な堅実さが見事に調和している。

    *【人物・性格】
    一言で表現するならば「人当たりの良い誠実な職人」。自身の技術に絶対的な誇りと信頼を置いているが、決してそれを鼻にかけることなく、むしろその技術が及ばない部分があることを素直に認める謙虚さを持つ。

    公家の出身でありながら嫌味がなく、身分に関係なく人々と接することができる人格者。特に技術者や職人に対しては深い敬意を払い、互いの技を認め合うことを重んじる。一方で、手抜きや不誠実な仕事に対しては厳しい一面も見せる。

    物事を冷静に分析する理知的な面と、創作活動においては情熱的になる芸術家の魂を併せ持つ。決断力があり、必要とあらば困難な挑戦も厭わないが、無謀と勇気は明確に区別する慎重さも持っている。

    マスターに対しては忠実だが対等な関係を望み、相手の成長を手助けすることに喜びを見出す。戦闘では前線に立つよりも後方支援を好むが、必要とあらば自ら剣を取って戦うこともある。

    イメージカラー:深い藍色(夜空の色)
    特技:刀剣鑑定、茶道、詩歌
    好きなもの:美しい刀剣、質の良い鉄、静寂な工房での作業時間
    嫌いなもの:粗製乱造、技術への不敬、自然への無配慮
    天敵:拙速を尊ぶ者、美を解さぬ者
    願い:己の技術の真の継承者との出会い

    【一人称】わたし、わたくし
    【二人称】あなた、貴殿、〜殿、〜君(親しい相手)
    【三人称】その方、彼、彼女

    *【台詞例】
    「キャスターのサーヴァント、三条小鍛冶宗近と申します。刀は人なり――共に良き刀を打ちましょう」

    「ふむ、なるほど。良い鉄ですな。これならば満足のいく一振りが打てそうです」

    「相槌を任せられる相棒がおらぬとは言いましたが、技術が及ばぬとは言っておりません。――ただ、一人では限界があるのも事実」

    「稲荷明神のご加護あらんことを。さあ、鍛冶場にて共に汗を流しましょうか」

    「美しいものは人の心を打ちます。それが刀であれば、なおさらのこと。武器であると同時に芸術でもある――それが日本刀の真の姿です」