国境と言えばアゼルバイジャンがコロナ禍以降も外国人に対し陸路国境を閉ざし続けている。理由はパンデミック防止のためとされているが、実状は強権体制維持の一環か。しかし空路から入れば日本人なら無料のアライバルビザが支給されて自由旅行が可能と、トルクメニスタンに比べれば状況は緩く何のためなのかよくわからない。要は貧乏人は来るなという事か。
あまり知られていないが、隣国のイランには本国アゼルバイジャンの人口を上回る2000万人以上のアゼルバイジャン系がマイノリティーとして暮らしている。この人達は本国との自由な往来ができない。またアゼルバイジャンの飛び地のナヒチェバンはトルコと国境を接しており、アゼルバイジャン語と方言程度の言語の違いと言われるトルコ人の往来ができない。
この結果、シルクロード旅行者の旅程にも弊害をもたらすというなんとも不条理な話である。
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アゼルバイジャンは国境を閉ざし、強権体制を維持しようとしている点で北朝鮮に似ている?
ソ連の衛星国だった歴史からか、北朝鮮みたいに独自の核開発とかは行わなかっただけいいけど。
アゼルバイジャンは首都バクーで頻繁に大規模なフォーラムや見本市を開催して国際性をアピールしている点が他の強権国家とは異なると思う。こういうのに出展・参加している企業の人々も、アゼルバイジャンが共産党の一党独裁体制で、現在のアリエフ大統領は世襲委譲という点で北朝鮮やかつてのシリアと同等とは意外に知らないのではないか。
バクーの街中に最近はドバイっぽい高層建築が建てられているようだが、自分が行った頃は普通の旧ソ連の雰囲気だった。郊外のゾロアスター寺院を見に行ったら石油をポンプでくみ出す施設がそこかしこにあり、実験で使われるようなビニールチューブが石油パイプラインとして道の脇に這っていたのが印象的。