前にも書いたが、ジョージアのATMはカードを飲み込んでしまって帰ってこないことがあるので、すぐにカードの停止手続きをとったり、予備のカードを必ず旅行の時には持ち歩くように、とのブログの書き込みがあった。そこまで行かなくても、キャッシングで10%は暴利だな。
きっと砂漠の真ん中の一本道で、見渡す限り、自分だけという瞬間もしばしばあったと思う。
そういう醍醐味もあり、再訪したくなる。
海外旅行で地平線を見渡しても一人だけになった瞬間は、よく覚えている。恐らく、日本の混雑した都市では、外出しているときになかなかあり得ないからであろう。
昔、アンダルシアの一本道を友人の車を借りて一人で運転した時、そんな瞬間があったのでよく覚えている。その時、別のスペインの友人に、警察から電話があったので、私が事故を起こしたのではないかと、大いに心配してくれたことがあった。警察からの電話は、間違いがイタズラのどちらかであったのだが。
ニュージーランドで、レンタカーを借りて、走ったときにも、地平線で一人だけになったことは、しばしばあった。
あと覚えているのは、Little White House と言うのが、ジョージア州にあるのだが、これは、フランクリン・ルーズベルト大統領が、第二次世界大戦中、療養もかねて、温泉中の施設で執務を行っていた場所だが、現在は、一般に公開されている。そこに行った時に、連れて行ってくれたアメリカ人2人と合わせて3人だけになった。広大な敷地のなかで、3人だけの観光客だったので、記憶に残っている。
そうそう、メキシコのどこかの街で歩いていたら、変な住宅街に迷い込んでしまったのだが、そこに誰もいなくて不安になったこともあった。不安と言うより怖かったのは、ニューヨークの地下鉄で、ホームの端に向って歩いていたら、自分一人だけになったことがあった。小さな駅で、シーンと静まり返り、ここにナイフや銃を持ったギャングやチンピラが来たらと焦ったのを覚えている。人影の少ない駅だったので、下手にホームの中央に歩くよりも、ジッとしていようと思ったのだが、次の地下鉄が来るまでの時間の長かったこと。