お役に立てれば幸いです。
急な質問にも返信していただきありがとうございます。また、いろいろと事細かに教えていただき感謝いたします。 さっそく「顔のない女」を読ませていただきました。これはすごいですね…。硬い縄で縛られた柔らかな女体へのまとわりつくような描写はもちろん、縛る側と縛られる側、そしてそれを見る側の細やかな心理描写に圧倒されました。通常のSMプレイではない点も新奇さがあり、どのような展開になるのか、ぞくぞくしながら読み進めました。 短い作品でしたが、思わず見入ってしまいました。ますます千草忠夫氏の作品を読んでみたいという気が高まりました。 お教えいただいた通り、ひとまず「闇への供物」「贄の花」から読んでみたいと思います。 「闇への供物」に関しては私なりに調べてみたところなかなか中古が出まわっておらず、出てたとしてもかなり高額で売られているみたいです。「千草忠夫選集」は「闇への供物」ふくめた複数の作品が収録されており、かつ分量に対して比較的安価で売られてるようなので、そちらで読んでみたいと思います。 親切に対応してくださり、本当にありがとうございました。
「贄の花」ど同系列の傑作が「闇狩り人」=「背徳の渦紋」です。新装版になるときタイトルが変わってるのですが内容は同じです。金沢の武家屋敷を舞台にした兄妹の話です。 人気があるけど私はあまり好きではないのが「凌辱学習塾」。同系統が「悪魔のバイブル」=「悪魔の楽園」。悪魔のバイブルのほうが私は好きです。女性が経営する企業の乗っ取り話です。
ある程度入手が容易なものということだと上記くらいです。 「姦の血脈」は千草氏の自伝形式の大傑作なのですが、入手困難です。
いらっさいませ!毎日はチェックしてないので二日も放置して申し訳ありません。 なんでも聞いてください。 最大のお勧めは「闇への供物」全5巻です。これはファンの間でも最高傑作として一致するところです。私も入手しやすさを含めて、一番のお勧めとしたいと思います。新書版、文庫版と何度も再販されてます。 続いて「贄の花」。これは官能小説を読んだことのない女性が読んでも「すごい」と言われる傑作。上下巻の新書版と、特装版の2種類あります。特装版にも2種類ありますが表紙が違うだけです。特装版が現在ヤフオクに出てますが14000円とえらく高いです。せいぜい5000円で買えるはずです。 短編も傑作が多いので短編集はどれもお勧めですが、初期作品「顔のない女」があまりにもすごいので今すぐ読んでみてください。 https://twitter.com/hirotsugu1967/status/1608482276182208514
千草忠夫氏の作品について調べていたところ、こちらの掲示板にたどり着きました。 私は最近、千草忠夫氏の存在を知り、その著作に触れてみたいと思っています。 急な質問で申し訳なく、また、こちらで尋ねてよいものか恐縮ではありますが、千草氏の作品でおすすめのものがありましたらぜひお聞きしたいです。
あけましておめでとうございます。 闇狩り人は読了。大傑作でした。 コミケは4000円のちぐ単が30部売れたので大満足。
黒いろ遊戯読了。つまんなかったです。 「闇狩り人」を読み始めました。贄の花系です。これは期待できます。
調教士、読了。 迷走気味の内容なので、語りにくい作品でしたから語らずに済ませます。 「黒いろ遊戯」を読み始めました。テーマ性のない単なるレイプもののようで気が楽です。
文学フリマ東京に「ちぐ単」で出店しました。 女性の方が「クリトリスの別の言い方を探してたんです」といって買ってってくれたのが忘れられません。
獣宴読了。全5話と短い割に、お気楽なハーレムから凄惨な性地獄への転落までが描かれるなかなかの傑作でした。 今度は「調教士」を読みます。
「恋人たちの檻」読了。先に短編版で読んだこともあって、加筆された長編版はいささか蛇足感が。 本日から「獣宴」。
裏窓64.11短編「顔のない女」大傑作でした。
「処刑の部屋」読了。作者死去で打ち切りなのですが、最後は7~8Pの大乱交になったはずで、ここまで描かれていればもっと人気のある作品になったのではないかと。
「闇に溶けた妻たち」読了。これもテーマ性の強い作品だったので不評だったわけですね。
媚肉時代はテーマ性の強い大傑作でした。
ヤフオクで初期短編を大量に入手。またネットで大量の裏窓をページごとアップしているものを発見し、未入手の千草作品を6本入手に成功。
「媚肉時代」の取り込み開始。乾正人名義のSfものです。
短編集「甘美なる浮遊」読了。5作収録。 当時はやりの「ピカレスク」(社会の底辺に居る主人公の一人称の冒険物語)と銘打たれてるとおり、復讐や成り上がりを題材にした作品を選んであります。 冒頭の「爛れた遊戯」は嬲獣の百合子登場の話の元ネタでした。
蛇蠍は辞書では「ヘビやサソリのように恐ろしいもの」となってます。本作の蛇蠍は「近親相姦というタブーを犯すこと」が蛇蠍です。 そそて、向田邦子の「蛇蠍のごとく」という作品で「対立してる二人(が、最後には和解する)」を指してるように、本作では「なをとさゆり」、そして実は親子である「岩村と幸子」を指します。 読み終わって見たら大傑作でした。 でも文庫版では「美獣」にタイトルが変わってるのです。これは変えてはいけないタイトルでした。
今月は短編をいくつか取り込み。 現在は「蛇蠍」の取り込み。展開が遅くて読むのが苦痛です。2/3くらいまで来ました。
悪魔の刻印読了。 続編の「飼育の美学」を取り込み開始。
「悪魔の刻印」読み始めました。初期の大傑作。30年ぶりに読んでますが、かなり覚えてました。
「甘美なるアリスの降伏」「甘美なるファニーの降伏」「甘美なるコニーの降伏」読了。150年前のイギリスで金髪美女が「かんにんして」を連発するステキな短編。こういうのもあるってのをお伝えする方法はないものか。
「O嬢の物語」を読了。原著の半分ちょいで連載終了。たぶん映画化が決まったので版権料が値上げになったか、別の出版社が独占契約したので連載を続けられなくなったのだろうと推察。 原著では「先送りにした」ことになってるプレイを千草版では「やった」と書いてしまったとろこが2か所あります。1か所目は冒頭でOがアナルセックスされそうになるけど入らないところ。千草版では入れてしまって、後で「初めてのアナルセックスのための拡張」が行われることになります。 2か所目は館の自室での排泄。千草版では初日に下男の前で排泄させられますが、原書では何日目かに「初めて下男の前で排泄」です。 千草版では連載作品なので、毎回山場になりそうなシーンを入れざるを得なかったのかもとは思います。 どちらにしろ、途中で終わってて、評価は難しいです。
贄の花は読了。ヒロインよりも、責め男の助手の千鶴さんがすごくいいキャラでした。最初から2巻程度を想定してる話で、打ち切りなどとんでもありません。金沢の観光地問題という時事ネタまで入った大傑作でした。
贄の花 上巻読了。全14回の連載作品でしたが、5話目でようやくヒロイン二人に挿入。このぺースでは連載で読んでいた読者はついてこれなかっただろうと推察。 私もあまり集中して読めないので、未読の短編と交互に読んでこまめに気分転換してます。
「贄の花」を読み始めました。上巻の半ばまできましたが、この展開だとかなりあっさりした短い話になりそうです。 連載も全14回で、あまり人気が出なかったので打ち切られたのではないかと推察。
「不適応者の群れ」読了。25年前に読んだときは心底つまらないとしか思わなかったのですが、読み直してみてラストの大団円に泣かされてしまいました。中盤は確かにつまらないと思いますけど、これは傑作です。歳を取らないと分からない作品なのかもしれません。
「不適応者の群れ」上巻の終盤まで来てます。20年前に読んだときは全く面白くなかったのですが、今読んだら大傑作。まあ「若者のプレイスタイルに対する批判」を描いていると分かって読むかどうかで違うのだとも思いますが。
異界の肉奴 全3巻読了。3巻目からテーマ的な話になって、大変に面白く読み終えました。 未来人はつまり最近のハードプレイ好みの若者、主人公は愛と縄の緊縛好みの千草氏。 プレイスタイルの違いに対する苦悩、しかし若者好みの作品を書かねば作家としてやっていけぬという苦悩を描いたものが本作なのだろうと。 ラストで主人公は「不適応者の群れ」という作品を書いて発表しないまま失踪します。本作はつまり千草氏の初期作品「不適応者の群れ」のスピンオフ作品でもあり、千草氏が若かったころに危惧したプレイスタイル問題がまさに今、のっぴきならぬいところまできたのだという叫びでもあるのかと。
異界の肉奴、2巻折り返し。女性国会議員の強姦まで。キャラが立ってなくてぜんぜん面白くありません。 淳と正一に能力を授けたのはエイリアンで、その外見は赤と銀の「ウルトラマン」。マジか! 30年前に読んだ切りだったけど、ぜんぜん覚えてなかったわ!!
異界の肉奴を読み始めました。SM作家の淳と、SM雑誌編集長の正一が、突然超能力を得て、ふたりで女性を犯しまくり始める話。相手を無抵抗にできる能力なんだけど、「抵抗されるのを押さえつけてやるのがいいんだ」と、作者が能力の使いどころに困ってる設定であるのが感じられる。 もうすぐ1巻を読み終わりますが「レイプもの」なので展開は早いけど、あまり面白くないかも。
悪魔のバイブル読了。連載中に掲載誌が潰れてしまって、4巻中2巻半が書き下ろし。調教の長いのが読みたいという一部読者の要求に応えて自由に書けたという、まれな作品。あらすじで書き出してみると簡単な話なんだけど、高1の娘が母親と並んでアナルセックスさせられてもいいと言い出すまでに持っていくにはこれだけじっくり描かないと、ってことかな。 個人的にはいささか長すぎると思いますたが、読み終わって見ればすべて幻。
悪魔のバイブル 4巻終盤。藍子の娘の桂が登場し、処女姦から肛交まで一気に仕込まれる急ピッチの展開。まあメインが藍子で、藍子が責めの一環として母娘丼も経験させられるという展開だから桂がゲスト扱いなのは仕方がないのか。終盤はさらに黒人に提供される藍子。 ニグロ連発で、新装版ではどうなってるのか読み比べたい。
悪魔のバイブル、取り込み3巻目。凌辱学習塾と闇への供物を合わせたような、千草氏の真骨頂。 旧版は4巻1万円、新装版はもうちょっと安いので、千草作品をもっと読んでみたいという方にはお勧めしたい。
姦シリーズは3巻・4巻・4巻で全11巻でした。残8冊なのですが棚に6冊しか見つからなかったことと、続きはそんなに面白くなかった気がするのでこのシリーズの取り込みはここで終了。 「悪魔のバイブル」の取り込みを開始。コンパニオン会社の女の子が片端から調教されていくだけの話で、凌辱学習塾の登場人物を増やしたようなだけの話だったかなと。
姦のカーニバルの取り込み終了。サディズムの愛を描いた大傑作。登場女性のキャラ立てはちょっと物足りないが、絞首刑とギロチン処刑まであって残酷系の千草作品の代表格と言えるのではないか。
文学フリマ東京から帰還しました。惨敗でした。客層が合わないようなので文学フリマには二度と参加しません。
プリアポスが終わったので「姦のカーニバル」の取り込み開始。男性器のバリエーションが多いこと(晩年のプリアポスでは、ほぼすべて「怒張」)、残酷描写に不必要に力が入ってることなど、すごく千草氏らしい作品。お話は全然進展しないけど面白い。 ところでこの「姦シリーズ」は全10巻あるんですよ。
プリアポスの取り込み、残り2話。これは千草氏が亡くなった後で発見されたということになってる2話。 体調が悪かったろうに書き溜めたり、これまで書いてきたテーマを無視しての最終回になってるなど、あり得ぬ展開。 だからプリアポスはゴーストライターとの合作ではないかと思ってるんですが(千草氏らしからぬ言い回しや設定忘れも多い)、作者死亡で「そもそも別人が書いてました」とも言えず、終わらせざるをえなかったのだろうと。
「姦の血脈」のレイアウトを開始するも、もはやこれでシリーズ化することに意味があるのかと疑問に。 とりあえず片端からテキスト化して、めぼしい単語だけ集めた総集編的なものを1冊作れば、それぞれで1冊にまとめるほどの必要も需要もないんじゃないかと。 で、先週で「新美肉の冥府」のテキスト化。全3巻で42万字。85年ごろ作品。大傑作。 「プリアポスの神」のテキスト化開始。土日で上巻の半分まで。あまり面白くない。
お役に立てれば幸いです。
急な質問にも返信していただきありがとうございます。また、いろいろと事細かに教えていただき感謝いたします。
さっそく「顔のない女」を読ませていただきました。これはすごいですね…。硬い縄で縛られた柔らかな女体へのまとわりつくような描写はもちろん、縛る側と縛られる側、そしてそれを見る側の細やかな心理描写に圧倒されました。通常のSMプレイではない点も新奇さがあり、どのような展開になるのか、ぞくぞくしながら読み進めました。
短い作品でしたが、思わず見入ってしまいました。ますます千草忠夫氏の作品を読んでみたいという気が高まりました。
お教えいただいた通り、ひとまず「闇への供物」「贄の花」から読んでみたいと思います。
「闇への供物」に関しては私なりに調べてみたところなかなか中古が出まわっておらず、出てたとしてもかなり高額で売られているみたいです。「千草忠夫選集」は「闇への供物」ふくめた複数の作品が収録されており、かつ分量に対して比較的安価で売られてるようなので、そちらで読んでみたいと思います。
親切に対応してくださり、本当にありがとうございました。
「贄の花」ど同系列の傑作が「闇狩り人」=「背徳の渦紋」です。新装版になるときタイトルが変わってるのですが内容は同じです。金沢の武家屋敷を舞台にした兄妹の話です。
人気があるけど私はあまり好きではないのが「凌辱学習塾」。同系統が「悪魔のバイブル」=「悪魔の楽園」。悪魔のバイブルのほうが私は好きです。女性が経営する企業の乗っ取り話です。
ある程度入手が容易なものということだと上記くらいです。
「姦の血脈」は千草氏の自伝形式の大傑作なのですが、入手困難です。
いらっさいませ!毎日はチェックしてないので二日も放置して申し訳ありません。
なんでも聞いてください。
最大のお勧めは「闇への供物」全5巻です。これはファンの間でも最高傑作として一致するところです。私も入手しやすさを含めて、一番のお勧めとしたいと思います。新書版、文庫版と何度も再販されてます。
続いて「贄の花」。これは官能小説を読んだことのない女性が読んでも「すごい」と言われる傑作。上下巻の新書版と、特装版の2種類あります。特装版にも2種類ありますが表紙が違うだけです。特装版が現在ヤフオクに出てますが14000円とえらく高いです。せいぜい5000円で買えるはずです。
短編も傑作が多いので短編集はどれもお勧めですが、初期作品「顔のない女」があまりにもすごいので今すぐ読んでみてください。
https://twitter.com/hirotsugu1967/status/1608482276182208514
千草忠夫氏の作品について調べていたところ、こちらの掲示板にたどり着きました。
私は最近、千草忠夫氏の存在を知り、その著作に触れてみたいと思っています。
急な質問で申し訳なく、また、こちらで尋ねてよいものか恐縮ではありますが、千草氏の作品でおすすめのものがありましたらぜひお聞きしたいです。
あけましておめでとうございます。
闇狩り人は読了。大傑作でした。
コミケは4000円のちぐ単が30部売れたので大満足。
黒いろ遊戯読了。つまんなかったです。
「闇狩り人」を読み始めました。贄の花系です。これは期待できます。
調教士、読了。
迷走気味の内容なので、語りにくい作品でしたから語らずに済ませます。
「黒いろ遊戯」を読み始めました。テーマ性のない単なるレイプもののようで気が楽です。
文学フリマ東京に「ちぐ単」で出店しました。
女性の方が「クリトリスの別の言い方を探してたんです」といって買ってってくれたのが忘れられません。
獣宴読了。全5話と短い割に、お気楽なハーレムから凄惨な性地獄への転落までが描かれるなかなかの傑作でした。
今度は「調教士」を読みます。
「恋人たちの檻」読了。先に短編版で読んだこともあって、加筆された長編版はいささか蛇足感が。
本日から「獣宴」。
裏窓64.11短編「顔のない女」大傑作でした。
「処刑の部屋」読了。作者死去で打ち切りなのですが、最後は7~8Pの大乱交になったはずで、ここまで描かれていればもっと人気のある作品になったのではないかと。
「闇に溶けた妻たち」読了。これもテーマ性の強い作品だったので不評だったわけですね。
媚肉時代はテーマ性の強い大傑作でした。
ヤフオクで初期短編を大量に入手。またネットで大量の裏窓をページごとアップしているものを発見し、未入手の千草作品を6本入手に成功。
「媚肉時代」の取り込み開始。乾正人名義のSfものです。
短編集「甘美なる浮遊」読了。5作収録。
当時はやりの「ピカレスク」(社会の底辺に居る主人公の一人称の冒険物語)と銘打たれてるとおり、復讐や成り上がりを題材にした作品を選んであります。
冒頭の「爛れた遊戯」は嬲獣の百合子登場の話の元ネタでした。
蛇蠍は辞書では「ヘビやサソリのように恐ろしいもの」となってます。本作の蛇蠍は「近親相姦というタブーを犯すこと」が蛇蠍です。
そそて、向田邦子の「蛇蠍のごとく」という作品で「対立してる二人(が、最後には和解する)」を指してるように、本作では「なをとさゆり」、そして実は親子である「岩村と幸子」を指します。
読み終わって見たら大傑作でした。
でも文庫版では「美獣」にタイトルが変わってるのです。これは変えてはいけないタイトルでした。
今月は短編をいくつか取り込み。
現在は「蛇蠍」の取り込み。展開が遅くて読むのが苦痛です。2/3くらいまで来ました。
悪魔の刻印読了。
続編の「飼育の美学」を取り込み開始。
「悪魔の刻印」読み始めました。初期の大傑作。30年ぶりに読んでますが、かなり覚えてました。
「甘美なるアリスの降伏」「甘美なるファニーの降伏」「甘美なるコニーの降伏」読了。150年前のイギリスで金髪美女が「かんにんして」を連発するステキな短編。こういうのもあるってのをお伝えする方法はないものか。
「O嬢の物語」を読了。原著の半分ちょいで連載終了。たぶん映画化が決まったので版権料が値上げになったか、別の出版社が独占契約したので連載を続けられなくなったのだろうと推察。
原著では「先送りにした」ことになってるプレイを千草版では「やった」と書いてしまったとろこが2か所あります。1か所目は冒頭でOがアナルセックスされそうになるけど入らないところ。千草版では入れてしまって、後で「初めてのアナルセックスのための拡張」が行われることになります。
2か所目は館の自室での排泄。千草版では初日に下男の前で排泄させられますが、原書では何日目かに「初めて下男の前で排泄」です。
千草版では連載作品なので、毎回山場になりそうなシーンを入れざるを得なかったのかもとは思います。
どちらにしろ、途中で終わってて、評価は難しいです。
贄の花は読了。ヒロインよりも、責め男の助手の千鶴さんがすごくいいキャラでした。最初から2巻程度を想定してる話で、打ち切りなどとんでもありません。金沢の観光地問題という時事ネタまで入った大傑作でした。
贄の花 上巻読了。全14回の連載作品でしたが、5話目でようやくヒロイン二人に挿入。このぺースでは連載で読んでいた読者はついてこれなかっただろうと推察。
私もあまり集中して読めないので、未読の短編と交互に読んでこまめに気分転換してます。
「贄の花」を読み始めました。上巻の半ばまできましたが、この展開だとかなりあっさりした短い話になりそうです。
連載も全14回で、あまり人気が出なかったので打ち切られたのではないかと推察。
「不適応者の群れ」読了。25年前に読んだときは心底つまらないとしか思わなかったのですが、読み直してみてラストの大団円に泣かされてしまいました。中盤は確かにつまらないと思いますけど、これは傑作です。歳を取らないと分からない作品なのかもしれません。
「不適応者の群れ」上巻の終盤まで来てます。20年前に読んだときは全く面白くなかったのですが、今読んだら大傑作。まあ「若者のプレイスタイルに対する批判」を描いていると分かって読むかどうかで違うのだとも思いますが。
異界の肉奴 全3巻読了。3巻目からテーマ的な話になって、大変に面白く読み終えました。
未来人はつまり最近のハードプレイ好みの若者、主人公は愛と縄の緊縛好みの千草氏。
プレイスタイルの違いに対する苦悩、しかし若者好みの作品を書かねば作家としてやっていけぬという苦悩を描いたものが本作なのだろうと。
ラストで主人公は「不適応者の群れ」という作品を書いて発表しないまま失踪します。本作はつまり千草氏の初期作品「不適応者の群れ」のスピンオフ作品でもあり、千草氏が若かったころに危惧したプレイスタイル問題がまさに今、のっぴきならぬいところまできたのだという叫びでもあるのかと。
異界の肉奴、2巻折り返し。女性国会議員の強姦まで。キャラが立ってなくてぜんぜん面白くありません。
淳と正一に能力を授けたのはエイリアンで、その外見は赤と銀の「ウルトラマン」。マジか!
30年前に読んだ切りだったけど、ぜんぜん覚えてなかったわ!!
異界の肉奴を読み始めました。SM作家の淳と、SM雑誌編集長の正一が、突然超能力を得て、ふたりで女性を犯しまくり始める話。相手を無抵抗にできる能力なんだけど、「抵抗されるのを押さえつけてやるのがいいんだ」と、作者が能力の使いどころに困ってる設定であるのが感じられる。
もうすぐ1巻を読み終わりますが「レイプもの」なので展開は早いけど、あまり面白くないかも。
悪魔のバイブル読了。連載中に掲載誌が潰れてしまって、4巻中2巻半が書き下ろし。調教の長いのが読みたいという一部読者の要求に応えて自由に書けたという、まれな作品。あらすじで書き出してみると簡単な話なんだけど、高1の娘が母親と並んでアナルセックスさせられてもいいと言い出すまでに持っていくにはこれだけじっくり描かないと、ってことかな。
個人的にはいささか長すぎると思いますたが、読み終わって見ればすべて幻。
悪魔のバイブル 4巻終盤。藍子の娘の桂が登場し、処女姦から肛交まで一気に仕込まれる急ピッチの展開。まあメインが藍子で、藍子が責めの一環として母娘丼も経験させられるという展開だから桂がゲスト扱いなのは仕方がないのか。終盤はさらに黒人に提供される藍子。
ニグロ連発で、新装版ではどうなってるのか読み比べたい。
悪魔のバイブル、取り込み3巻目。凌辱学習塾と闇への供物を合わせたような、千草氏の真骨頂。
旧版は4巻1万円、新装版はもうちょっと安いので、千草作品をもっと読んでみたいという方にはお勧めしたい。
姦シリーズは3巻・4巻・4巻で全11巻でした。残8冊なのですが棚に6冊しか見つからなかったことと、続きはそんなに面白くなかった気がするのでこのシリーズの取り込みはここで終了。
「悪魔のバイブル」の取り込みを開始。コンパニオン会社の女の子が片端から調教されていくだけの話で、凌辱学習塾の登場人物を増やしたようなだけの話だったかなと。
姦のカーニバルの取り込み終了。サディズムの愛を描いた大傑作。登場女性のキャラ立てはちょっと物足りないが、絞首刑とギロチン処刑まであって残酷系の千草作品の代表格と言えるのではないか。
文学フリマ東京から帰還しました。惨敗でした。客層が合わないようなので文学フリマには二度と参加しません。
プリアポスが終わったので「姦のカーニバル」の取り込み開始。男性器のバリエーションが多いこと(晩年のプリアポスでは、ほぼすべて「怒張」)、残酷描写に不必要に力が入ってることなど、すごく千草氏らしい作品。お話は全然進展しないけど面白い。
ところでこの「姦シリーズ」は全10巻あるんですよ。
プリアポスの取り込み、残り2話。これは千草氏が亡くなった後で発見されたということになってる2話。
体調が悪かったろうに書き溜めたり、これまで書いてきたテーマを無視しての最終回になってるなど、あり得ぬ展開。
だからプリアポスはゴーストライターとの合作ではないかと思ってるんですが(千草氏らしからぬ言い回しや設定忘れも多い)、作者死亡で「そもそも別人が書いてました」とも言えず、終わらせざるをえなかったのだろうと。
「姦の血脈」のレイアウトを開始するも、もはやこれでシリーズ化することに意味があるのかと疑問に。
とりあえず片端からテキスト化して、めぼしい単語だけ集めた総集編的なものを1冊作れば、それぞれで1冊にまとめるほどの必要も需要もないんじゃないかと。
で、先週で「新美肉の冥府」のテキスト化。全3巻で42万字。85年ごろ作品。大傑作。
「プリアポスの神」のテキスト化開始。土日で上巻の半分まで。あまり面白くない。