中国歴史ドラマや韓国歴史ドラマをよく見るんだけど、個人的に好きなのが独孤伽羅〜皇后の願い〜っていう中国歴史ドラマ。
タイトルにもなってる独孤伽羅は独孤信の娘(作中では三女、史実では七女とされてる)なんだけど、ドラマは原題の独孤天下のとおり、独孤信の三姉妹が主人公になってる。
一部史実と異なるところはあるんだけど、基本的には史実に合わせてて後に皇后(皇太后)となった三姉妹の波乱万丈の人生が描かれてる。
ちなみに「独孤信とか独孤伽羅って誰だ?」って人に説明すると、舞台は南北朝時代の北魏から少しあとの北魏分裂末期〜隋の話。
北魏は高歓の支持する東魏と宇文泰の支持する西魏に分裂することになる。
で、宇文泰の死後に、その息子が西魏の皇帝から禅譲を受けて北周を建てるんだけど、独孤信はこの宇文泰に従ってた武将。
物語はこの北周が建国されたところから始まる。
北周では宇文泰の甥である宇文護が皇帝の補佐として権力を握るようになるんだけど、この宇文護がけっこうイケメンで……。
しかも独孤三姉妹のうち長女の般若(ばんじゃく)と両思いの関係になるという……。
みたいな感じで、史料からわからない部分とかはいい感じに補完されてて史料で見るよりも、だいぶ深みが増してるので歴史好きにオススメだったりする。
通報 ...
投稿するにはログインする必要があります。