クリリンは戦闘IQ高いよな。
悟空もバカなように見えてパワーゴリ押しじゃなくて戦略的な狡猾さがある。
ああいう戦闘スタイルが亀仙流の真髄なんじゃないかと思うわ。
あと、個人的にクリリンは気のコントロールが二番目に優れてるんじゃないかと思ってる。
もちろんいちばん優れてるのは悟空。
ただし、ベジータと悟飯がクリリンより上の可能性がなくもない。
ソースとしては、サイヤ人編で悟空の代わりに元気玉を維持できたことと、サイバイマンを倒した技の特殊性、ブウ編の天下一武道会の予選のパンチマシンの結果が悟空に続いて二番目に弱かったこと(この時Z戦士たちがミスターサタンの137に合わせて手加減してる)が挙げられる。
また、他にも、気円斬が使えたのが悟空・ベジータ・クリリン・人造人間18号の4人(フリーザのは気円斬じゃないと界王様が言ってるけど同類か、もしくはベジータのも気円斬じゃない可能性)しかいないのもその説を後押ししてる。
まず、元気玉はかなり優れた気のコントロールが必要で、界王拳とともにスーパーサイヤ人状態では維持できない。
元気玉が維持できない描写は劇場版(人造人間13号のやつ)だけど、原作でも魔人ブウ編でスーパーサイヤ人になったのは相手に押し付ける場面になってからだしね(状況が状況っていうのもあるけど)。
そしてクリリン以外の地球人(ピッコロも含む)は界王様と修行してるけど、この時界王様が誰にも界王拳や元気玉を教えてない辺り、みんなそこまで気のコントロールが上手くなかったんじゃないかと。
次に、サイバイマンを殺した技は、両手からビーム状に出したエネルギー波を一旦上に曲げてから空中で拡散させるというもの。
そもそもエネルギー波を操る技はフリーザ編の悟空のかめはめ波を玉状にして騙し討ちする描写くらいで、基本的には気弾ベース(ヤムチャの繰気弾やピッコロの魔空包囲弾)なことを考えると気功波を操るのは並大抵なコントロールじゃ難しいんじゃないかと思ってる。
しかもサイバイマンの戦闘力を考えると、この時のクリリンはほぼ全力の状態でコントロールしてることになる。
ここからもクリリンが特出して気のコントロールが上手い根拠になり得るんじゃないか。
そしてブウ編の天下一武道会のパンチマシンはミスターサタンの137を基本として、悟空の186に次いで2番目の192。
その次が人造人間18号の203で、ピッコロの210に続く。
この後ベジータがぶっ壊すので以降の悟飯は未知数。
また、ヤムチャと天津飯はここに出てこないから未知数になってる。
ここは力のコントロールで気と直接関係ないかもしれないけどこの点に関しては後述。
最後に、気円斬に関して。
エリート戦士であるナッパがその脅威を知らなかったことや、フリーザが似た技を必殺技のような感覚で放ってること(そもそもそういう技を使う場面がなかったかもしれないが)から宇宙規模でかなり高等技術を要する技だと思ってる。
そう考えると、クリリンと結婚してる18号はともかく、他に使えたのが悟空とベジータしかいないのも頷ける。
そしてこの気円斬使用者と上記のパンチングマシンの結果が一致するのは偶然だと思えない(ベジータは最初から加減してないので論外だけど)。
こういう理由からダントツで気のコントロールが上手い。
ただ、ベジータが大猿化した悟飯の尻尾を切るために咄嗟に気円斬を放ってるところを見ると、ベジータもコントロールが上手い。
特にサイヤ人編以前のベジータは戦闘力を上げ下げする概念を知らなかったところから、コントロールできるようになってるところを見るとかなり卓越した技術を持ってる。
ただ、フリーザ編以降は技術よりもパワーの世界になっていくからそういうコントロールする場面がなくなっていくんだよな。
強いて言えるとしたら、ベジータが太陽拳を使えなかったところか。
フリーザ編のザーボン戦で砂で目潰ししてるシーンがあることから、太陽拳が使えないことがわかる。
そもそも人の技をパクるのは相当な技術が必要(大前提として天津飯は別流の達人)だから、コピーできる時点でコントロール力がある証拠。
他流の技をそのまま使える悟空がおかしい。