映画、小説、アニメ...知らないままでいるのはもったいない。
規範整備人 942ed95c29
ナチュラル
通報 ...
投稿するにはログインする必要があります。
インターステラー
2014年に公開されたSF映画。
個人的にSFと聞くと映画と聞いてすぐに思い浮かべる作品の1つ。
SFと言っても色々あるけど、この映画は宇宙を舞台にした作品だ。
そのあたりの物理理論も関わってきて、本作では相対性理論による時間経過速度のズレの話が関わってくる。
言ってしまえばドラゴンボールに出てくる精神と時の部屋みたいなもんだ。
向こうでの数ヶ月は、こっちでの数日という時間の流れの早さが生じるもので、これを利用して短期間で長期間分の修行を積んで強敵に挑むというのがテンプレだった。
実は現実にもこれと同じことは起こり得る。
それを言っているのが相対性理論だ。
移動速度が光速に近づけば近づくほど、時間が経つのが遅くなるという内容。ちなみにこれは重力が強いところほど時間が経つのが遅くなるという理論でもある。
これが本作では重要な要素になっている。
地球を経った主人公たちと地球に残った家族、ビデオメッセージを送受信するはずだったが、主人公たちは一方的に受信する状況に追い込まれたシーンは凄まじかった。
ワームホールを越えて数十分しか経っていなかったが、地球では2十数年も経っていたときの絶望感。
まだ幼いはずの娘や息子が自分よりも年老いてしまうが、それがたった数分のビデオメッセージで突きつけられる。
時間というものがこれほどまでに、ことごとく絶望感を与える作品なんて他にあるだろうか。