決勝戦は北信の高専生VS中学生という
フレッシュなカードになりました
鈴木翼さんVS三島孝太さん以来となる
10代同士の新鋭対決となった決勝戦
果して勝敗の行方は如何に?
MSD総統
履歴通報 ...
⬆️決勝戦
小林暖希さんVS高木雄哉くん
佐藤名人や小松さんの勢いを力強く止め
福村さんに名人戦のリベンジを果たした
小林さん。三浦(雄)さん新井さん鈴木さんと
百戦錬磨の強者を3タテした強豪中学生の
高木くん。北信地区の月例大会では互角の
戦いを見せているだけに。好勝負が
期待されました。その戦いですが
開戦時は⬇️のような感じでした
⬆️先手番を握った小林さんは雁木に
組まれたくなかったのか?舟囲いへの入城を
後回しにして棒銀で先攻。対する高木くんも
右銀を繰り出してきました。
戦いの焦点は小林さんの急攻が間に合うか?
それとも高木くんが棒銀の攻め足を食い止め
小林陣のウィークポイント即ち7筋~8筋に
戦火を拡げる展開に持ち込めるか?
そう見ていた私(丸山)でした
結局、角交換から2筋突破を間に合わせた
小林さんが、その後の高木くんの反撃を
封じて最後は左右からの挟み撃ちで
勝負を決しました。
こうして決勝戦を制した小林さん
アマ名人戦の佐藤さん、同棋王戦の相原さん
この2人に続いて、今年3人目となる
初の長野県王者が誕生した瞬間でした
優勝した小林暖希長野県赤旗名人
県大会の決勝進出自体は3年前の信州王将戦
以来2度目でした。10歳代でタイトル獲得
素晴らしいの一語です。
私(丸山)が彼と初めて会ったのは多分彼が
中学生の頃だったと思います。当時は
小学生強豪に善戦するも、なかなか
勝てずにいた物静かな子供でしたが
2020年の県支部対抗戦で奥信濃の先輩
小林豪さんの後釜として中高支部チームに
抜擢されてから、メキメキと頭角を現した
ように思います。長野県高校三冠に続いて
大きなタイトルを奪取という快挙を
成し遂げた小林さんに祝意を表します
これを契機に長野県を代表するだけでなく
全国大会の大舞台でも活躍して
その名を轟かせて欲しいです(^-^ゞ
⬆️準優勝の高木雄哉くん
高木くんの名前と顔を初めて知ったのは
その小林さんが県支部対抗戦で本格的に
A級で戦い始めた、その年の秋でした
コロナウイルスが上陸した令和2年に
行われた小学生棋童戦の長野県予選に
低学年の部で出場した小学3年生の
高木くん。1つ年下の黒岩琳太くんと共に
長野支部期待のホープと市川憲治さんに
紹介されました。
それからの5年間に渡る急成長ぶりは
私(丸山)よりも閲覧者の方々の方が
御存知かと思います。
彼もまた年下に多くのライバルを抱え
激しく厳しい追い上げに遭いながらも
挫ける事なく先へ先へと走り続けて
現在も急速成長中であります
⬆️画面1枚目
3位の表彰を受ける鈴木翼さん
そんな2人の兄貴分であるのが
長野県将棋界の第一人者・鈴木翼さん
今回こそ弟弟子たちの後塵を拝しましたが
実力的には、まだまだ鈴木さんが上です
現に次回連載予定の信州王将戦では
見事にそれを証明いたしました
多くの若手棋士の台頭が余りにも目覚ましく
鈴木さんも大変かと思いますが、遣り甲斐も
あるとも思います。それが鈴木さんにとって
大きな活力源となるでしょう
最後は3人揃って記念撮影
皆様、真に持って爽やかな表情であります
以上で2025長野県赤旗名人戦の
回顧を終わりたいと思います
選手ならびに運営スタッフの方々に敬意を
そして最後まで、お付き合い下された
当掲示板の閲覧者の方々に感謝ね意を表し
筆を置きます。皆様有難うございました
m(_ _)m(完)