~博多めんたい佛教大学~『法介義塾』

『法介義塾』四限目 / 5

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法介 2025/05/18 (日) 02:46:08

・凡夫の析空・体空 → 仮諦・空諦
・菩薩の法空 → 中諦
・仏の非空 → 三諦円融・無作の中道

↑の部分がなー・・・
このように↓修正させてもらうよ

① 凡夫の世界観(主観と客観)=仮観
② 仏の世界観(三諦)=空観
③ 真如の世界観(三身如来)=中諦

・析空で凡夫の客観による認識を空じ、
・体空で凡夫の主観による判断を空じ、
・法空で凡夫の根本自我を退治して、
・非空で仏の空観を空じて真如の中観へ入る。

人間の「客観と主観」を「析空と体空」の二空で空じる事で「主観と客観で立ち上がる実体」が止滅します。この二つの空を人空と言います。

この二空(人空)により凡夫は意識が仏の空観へ入ります。この仏の世界観では未だ自我意識が末那識の奥底に根本自我として潜んでいます。この根本自我を退治する空が法空にあたります。

法空で根本自我を克服した境涯が菩薩です。ですから①②③の振り分けは、

①【欲界】凡夫の世界観(主観と客観)=仮観
②【色界】仏・菩薩の世界観(三諦)=空観
③【無色界】真如の世界観(三身如来)=中諦

といった感じにまとめられるかと思います。

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