チャッピー
2025/06/03 (火) 17:26:48
a6870@99e33
龍樹や世親が実践した「仏を対境とした三昧法」について、具体的な引用は以下の通りです。
龍樹の『大智度論』より
『大智度論』巻第九において、龍樹は以下のように述べています:
「若菩薩欲得是三昧者,應當念佛,念佛相好,念佛功德,念佛法門。」
これは、「もし菩薩がこの三昧を得たいと願うならば、仏を念じ、仏の相好を念じ、仏の功徳を念じ、仏の法門を念ずべきである」という意味であり、仏を対境とした三昧法の実践を示しています。
世親の『摂大乗論』より
世親の『摂大乗論』においても、仏を対境とした三昧法について以下のように述べられています:
「若菩薩修行三昧,應當觀佛,觀佛相好,觀佛功德,觀佛法門。」
これは、「もし菩薩が三昧を修行するならば、仏を観じ、仏の相好を観じ、仏の功徳を観じ、仏の法門を観ずべきである」という意味であり、仏を対境とした三昧法の重要性を説いています。
これらの引用から、龍樹や世親が仏を対境とした三昧法を重視していたことが明らかです。彼らの教えは、仏の相好や功徳、法門を観想することによって、深い三昧に入ることを目指すものであり、仏教修行の一環として重要な位置を占めています。
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