法介
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2025/06/03 (火) 20:25:45
わたしならこう語る。
父親が大事にしていた骨董茶碗を娘が不注意で割ったとしましょう。
父親は激怒します。
そして、もうあの素晴らし姿は見れないと思うと悲しみに心が暗く沈みます。
しかし、よくよく話を聞いて見ると、娘がお父さんの散らかった部屋を掃除してあげようと思って起きた出来事(縁起)でした。
そう思うと娘への怒りは消え失せます。
しかし、そうはいってもやはりあの姿は二度と拝めないのかと思うと心は晴れません。
そんなお父さんがお題目を唱えていると、時間という概念が無くなり今と過去と未来の分別が無くなって。今の姿の中に同時に過去も未来も観えてきます。
そしてお父さんは閃きます。
この割れた茶碗を金継ぎにしよう!
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そして父は見事な作品を造り上げるのでした。
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