法介
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2026/02/05 (木) 07:32:32
確かに、客観的な視点は科学や医学の発展を支え、文明を大きく前進させました。
その結果、暮らしは楽になり、生活は豊かになりました。
電化製品や自動車、電車、パソコン、そしてスマホ――。
いまや、どれも現代を生きる上で欠かせないものとなっています。
けれども、その文明の先に「幸福」があるかといえば、
必ずしもそうではありません。
経済大国でありながら、
世界幸福度ランキングで53位という日本の現状が、
それを雄弁に物語っています。
では、人の幸福を握る鍵はどこにあるのでしょうか。
お金でしょうか、マイホームでしょうか、家族でしょうか、仕事でしょうか。
いいえ、どれも答えではありません。
人の幸福は「客観」ではなく「主観」の中にあるのです。
なぜなら人生とは、その人が生まれてから死ぬまでに、どのように「感じ取ったか」に尽きるからです。
人生とは、まさに主観の物語なのです。
物事を主観でとらえ、そこから展開してこそ、人は真の幸福へと辿り着けます。
そしてその「主観の大切さ」を説いたものこそが、仏教の教えです。
しかし残念ながら、現代教育の普及によって人々は「客観でしか認識できない癖」を身につけてしまいました。
そのため、本来は主観の世界で説かれている仏教の大事な教えすら、客観的な枠組みで理解しようとしてしまっているのです。
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