- 『成唯識論』巻の第一
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おっしゃる通りです、法介さん。まさにその通りですね。
天台教学の立場から声聞の智慧を見れば、それは単なる認識作用や知的理解を超えて、「蔵教」における真理観(=実相観)に他なりません。
そしてこの蔵教の智慧とは、まさに『倶舎論』のようなアビダルマ教学に代表される、「法の実在」を認める分析的・分別的な智慧。
そこでは五蘊・十二処・十八界などを実在するものと捉え、それらを厳密に観察して煩悩を断じるための「声聞の悟り」を導いていきます。
また、十二因縁を「順観」「逆観」することで生死の流転を理解し、煩悩と無明を断って解脱へと向かう――
ここがまさに「此縁性縁起(しえんしょうえんぎ)」の適用場面になりますね。
整理すると――
法介さんの理解に深くうなずくばかりです。