kagemiya@なりきり

AI泥ジェネレーター(半自動) / 3

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「芝居こそ人の心を映す鏡なり。恨みの炎も、そこに写せば美となるか」

*基本情報
【元ネタ】芝右衛門狸(日本三名狸・淡路島の化け狸)
【クラス】アヴェンジャー
【マスター】未定
【真名】芝右衛門狸(しばえもんだぬき)
【異名・別名・表記揺れ】柴右衛門狸、芝右衛門、淡路の化け狸、洲本の狸大将、芸能の神
【性別】男性
【身長・体重】168cm・55kg
【肌色】健康的な小麦色
【髪色】濃茶色(狸の体毛に近い色合い)
【瞳色】琥珀色
【スリーサイズ】-
【外見・容姿】山伏の装束を纏った青年の姿。頭部には狸の耳、背後には縞模様の尻尾が生えている。羽根飾りの付いた錫杖を携え、常に芸能関係の小道具を身に帯びている。
【地域】日本(淡路島)
【年代】江戸時代前期~中期
【属性】混沌・悪(アヴェンジャークラス特有の歪み)
【天地人属性】地
【その他属性】人型、化け物、獣、精霊
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:B 幸運:E 宝具:C

*【クラス別スキル】
**復讐者:B
恨みを糧に戦闘を続行し、ダメージを受けるほど攻撃力が上昇する。芝右衛門狸の場合、自身を殺した人間への憎悪が根幹となっている。

**忘却補正:A
自分以外が持つ嫌な記憶を薄れさせる特殊能力。本来は愉快な化け狸であった彼の性質の名残で、人々の辛い思い出を芝居の幻で覆い隠してしまう。

**自己回復(魔力):B
復讐者として再生し続ける呪い。自身の怨念が続く限り魔力を回復し続ける。

*【保有スキル】
**変化(化術):A
日本の化け狸に共通する変身能力。人間はもちろん、大名行列のような集団や、無機物にまで化けることができる。ただし犬には看破されやすい。

**芸能:A
芝居への深い愛と理解から生まれた技能。観客の心を掴む演技力、舞台の構成力、役者への理解力などを包括する。霊基に刻まれた怨念すら演技の一部として昇華させる。

**木の葉騙し:B
狸の古典的な幻術。木の葉を金貨や札束に見せかける能力。現代においても有効で、一時的に本物の価値を持たせることも可能。効果時間は術者の魔力に依存する。

**風呼びの幻霊術:C
組み込まれた風狸の幻霊による能力。風を呼び、操る神秘的な力を持つ。戦闘時には突風を起こして敵の動きを阻害し、移動時には風に乗って高速移動を可能にする。また、風狸の伝承に基づき「風が吹けば蘇生する」特性を一部継承しており、致命傷を受けても風の力で一時的に活動を継続できる。ただし完全な蘇生ではなく、あくまで一時的な延命効果に留まる。

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    *【宝具】
    **『&ruby(たぬきばやし){狸囃子}・&ruby(うらみのざ){怨みの座}』
    ''ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1-30 最大捕捉:100人''

    芝右衛門狸が生前愛した芝居小屋を、怨念と共に再現する宝具。発動すると周囲に幻想的な芝居小屋が出現し、敵を強制的に観客席に座らせる。舞台上では芝右衛門狸の死の場面が何度も再演され、観客(敵)は狸を殺した罪悪感と恐怖によって精神的ダメージを受ける。また、舞台の演技に感動した者は一時的に戦意を喪失する。完全に幻術と恨みを組み合わせた精神攻撃型宝具である。

    *【Weapon】
    **恨めしの錫杖
    山伏の装束に合わせた錫杖だが、頭部の羽根飾りが風狸の幻霊の力によって操られ、風を纏った打撃を放つ。また、錫杖の音色は人々を幻術に誘い込む効果を持つ。風狸の神秘により、杖から放たれる風は敵の回避能力を削ぎ、時には小規模な竜巻を発生させる。

    **化けの道具一式
    頭陀袋の中に収納された、変化に使用する小道具の数々。面、衣装、小判、書状など、あらゆる変身に対応できる道具が詰まっている。

    *【解説】
    芝右衛門狸は江戸時代に淡路島の三熊山に住んでいた化け狸で、佐渡の団三郎狸、屋島の太三郎狸と並んで日本三名狸の一匹とされる。生前は芝居を心から愛し、妻のお増と共に月夜に腹鼓を打って人々に親しまれていた。しかし芝居見物の際に犬によって正体を暴かれ、芝居小屋の人々に撲殺されるという悲惨な最期を遂げた。

    サーヴァントとしての芝右衛門狸は、その死の際の人間への怨念のみを切り取られて召喚されたアヴェンジャーである。本来の陽気で人懐っこい性格は封印され、人間に対する憎悪と復讐心が前面に出ている。しかし芝居への愛は失われておらず、むしろ恨みと混ざり合って歪んだ形で表現される。

    芝右衛門狸単体では英霊として不十分な霊基を補強するため、中国・日本の伝承に登場する風狸の幻霊が外的に融合されている。この幻霊合体により、風を操る神秘的な能力と「風が吹けば蘇生する」という風狸の特性を一部継承している。ただし、これは完全な蘇生能力ではなく、致命傷を受けた際の一時的な延命効果に留まる。風狸の幻霊は芝右衛門狸の怨念と混ざり合い、復讐の風として表現される。

    現代においては芝居や芸能の神として祀られているが、アヴェンジャーとして現界した彼にそうした信仰の恩恵は届かない。ただし、芸能関係者や芝居を愛する者に対しては、怨念の奥底にある本来の優しさが時折顔を覗かせる。

    *【外見・容姿の詳細】
    山伏の装束を基調とした服装だが、所々に芸能関係の装飾が施されている。頭部の兜巾には能面を模した装飾があり、胸元には小さな鼓が下がっている。狸の特徴である耳と尻尾は隠すことなく堂々と晒しており、これが彼のアイデンティティでもある。

    錫杖の頭部には色とりどりの羽根飾りが付けられ、これが風狸の幻霊の力の媒体となっている。羽根は感情に応じて色を変え、怒りの時は血のように赤く、悲しみの時は深い青に染まる。また、風狸の力が強く働く時は羽根が風もなく揺れ動き、周囲に微かな風の音を響かせる。

    足元は脚絆と草鞋という山伏の標準的な装いだが、草鞋には芝居の演目を描いた絵が施されている。全体的に、伝統的な山伏と芸能者の要素が混ざり合った独特の外見を持つ。

    *【人物・性格】
    本質的には芝居を愛する心優しい狸だったが、アヴェンジャーとして召喚された影響で人間に対する憎悪が表面化している。特に犬と、芝居関係者でありながら己を裏切った者への恨みは深い。しかし芝居そのものへの愛は失われておらず、優れた演技や心を打つ物語には素直に感動する。

    戦闘においては狡猾で、化術を駆使した騙し討ちを得意とする。ただし正面からの戦いでも怯まず、復讐心を糧に執念深く戦い続ける。風狸の幻霊の力により、風を纏った攻撃や高速移動を行うことができ、致命傷を受けても一時的に活動を継続する異常な生命力を見せる。普段は飄々としているが、芝居の話になると目を輝かせ、本来の人懐っこい性格が垣間見える。

    マスターに対しては一定の距離を置きつつも、相手が芸術や物語を理解する人物であれば徐々に心を開く。ただし、自分を道具として扱ったり、芸術を軽んじたりする相手には容赦しない。

    イメージカラー:深紅(怨念)と琥珀色(芸への愛)
    特技:芝居、腹鼓、変化術、物真似
    好きなもの:芝居、物語、月夜、太鼓の音
    嫌いなもの:犬、心ない芝居、裏切り者
    天敵:犬系の使い魔・サーヴァント
    願い:真に心を動かす芝居をもう一度見ること

    【一人称】儂(わし)
    【二人称】お主、そなた
    【三人称】あやつ、あの者

    *【台詞例】
    「芝居とは人の心を映す鏡じゃ。儂の恨みも、そこに映れば立派な演目になろうて」

    「化けるというのは、その者になりきることよ。表面だけ真似ても、魂が籠もらねば見破られるわ」

    「犬め…!あの忌々しい鼻と牙の音を聞くだけで、あの日の記憶が蘇る…!」

    「マスターよ、そなたは芝居を見たことがあるか?人の心を揺さぶる、真の芸術を…」

    「復讐とて一つの芸術じゃ。美しく、印象深く、そして心に残るものでなければ意味がない」