金カム考察シンポジウム

オープニングシンポジウム議事録 令和元年8月30日  / 30

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Itsuki 2019/08/30 (金) 21:46:05

【考察のキッカケ】
すみません、前提から入って恐縮ですが、自分の興味に「人を道具として使うこと/自分が使われること」がずっとあり、その文脈で金カムを読んでいます。
明治という「国作り」が行われた時代に国を支える「国民」が創出され、農民や漁民、狩猟民など土地で生産してきた人々が「軍隊の兵士」という道具になったとき何が起きるのか。主体性や自己決定が奪われたとき、人はどうなっていくのか。
同時に、「国民」という枠組みの外にいる自然信仰のアイヌがどう変化して行くのか。道具化の先の一つに差別があると思うのですが、アイヌが受けた差別の大元は土地と言葉を奪うことで、生きていく術を奪われた歴史に対して“カッコいい”アイヌをどう野田先生が落とし込んでいくのかにも興味があります。
金カムは現代と“地続き”な作品だと思っているので、史実に寄ったり離れたりしつつも、今の社会や生活とつなげて考えるのが好きです。

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