考察過程
《1-2》入営年齢から
さらに、徴兵検査・入営(入隊)時期から杉元・月島の年齢を絞ります。
当時の年齢は数え年が一般的ですが、
徴兵検査は満年齢で行われていたそうで、
その対象者は
前年12月1日から当年11月30日までに満20歳に達する男子
(コトバンク 世界大百科事典 第2版 【徴兵検査】)
あるいは
前年12月2日~当年12月1日の間に満20歳に達したもの
(参考:一ノ瀬俊也『皇軍兵士の日常生活』)
とのこと。
つまり入営日が12月1日であれば、その日には必ず満20歳だということです。
(※徴兵検査の時期は地域によって4月~9月、同年12月1日入営。)
(※病気による徴兵延期・翌年再検査という場合もあるが、可能性が低そうなので省きます。)
なので、上の年表をもとにすれば、
杉元は1903年12月1日時点で20歳
月島は1893年12月1日時点で20歳
およそこのように断言できるでしょう。
1906年12月1日(本編開始の数ヶ月前)の時期であれば、
杉元は23歳、月島は33歳となります。
ここから、
杉元は1883年12月1日時点で0歳
月島は1873年12月1日時点で0歳
としておいてもよさそうです。
ここで、年齢差リスト【1】における「<」記号を
「最低でも一歳の差がある」という意味だと仮定するなら、
杉元(23)<尾形<宇佐美≦白&マッ<月島(33)
となります。つまり、
【3】1906年12月時点の尾形の年齢は、24歳~31歳のどこか
となります。杉元との年齢差が+1~+8歳のあいだになります。
《2》では兵卒の現役期間などから考察してみます。
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