法介の『ツイキャス de 逝こうぜ!』

Web小説『Wild-Bison』 / 11

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法介 2025/09/21 (日) 09:05:07

S&W社が開発した超大型回転式拳銃。
使用する50口径のマグナム弾は44マグナム弾の約3倍の威力を誇るといわれる。
市販されている拳銃用弾薬では最強と呼んで差し支えない。

バイソン:「おまえさんに良く似合ったGUNだな」

特大フレームであるXフレームを使用したこのヘビーなGUNは、
並の人間では振り回せない。

アドバン:「こいつをカスタマイドして欲しい」

私は工房を構えてはいるものの、看板は出していない。
一般人向けのカスタム製作は受けていないからだ。
ごく限られた一部の人間からしか製作依頼は受けていない。

バイソン:「ケイクの紹介かぁ~ 困ったなぁ~」
 私が簡単に製作依頼を受け付けない事は、知ってるよな?」

アドバン:「知っています」

バイソン:「ケイクは何と言っていた?」

アドバン:「多分断られるだろう・・・・と」

バイソン:「その通りだな。 悪いが断る。」

アドバン:「断る理由は?」

バイソン:「お前さん、血の匂いがプンプンするんだよ。
 そんな奴が手にするGUNじゃないんだ、カスタム・Bisonは」

その言葉に返す言葉がない男に私は更に言った。

バイソン:「おまえさんにとってGUNってなんだ?」

アドバン:「身を守る為の武器であり、相手を鎮圧する為の道具・・・ですかね。」

と男は答えた。

バイソン:「要するに人殺しの道具な訳だろ。」
 俺の母国日本にはその昔お侍さんって人がいてな」

アドバン:「サ・ム・ラ・イ!」

バイソン:「そうサムライだ。聞いたことあるだろ」

アドバン:「はい、私も日系ですから」

バイソン:「お侍さんは自らの刀を武士の魂として崇めたものだ。」

アドバン:「魂・・・」

バイソン:「偉い違いだろ。人殺しの道具と武士の魂とでは」
 その違いが分かるか、お前さんに?」

男にはその問いかけに答える術がなかった。

バイソン:「その答えを言えるようになったらまた出てきな。」

しばらく無言でたたずんでいた男が諦めてケースを閉じた。

アドバン:「武士の魂・・・・」

その言葉の意味するところに男は深い興味を抱いた。

アドバン:「その答え、必ず見つけて出直してきます」

バイソン:「お前さん、名はなんと言うんだ?」

アドバン:「アドバン・J・ルーク」

バイソン:「そうか。 覚えておくよ。」

というか忘れる訳がない
これ程までの存在感を漂わせる男を
私はかつて見たことがない・・・

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